STINGER モーターナビ 12月1日号
【 新車 】
◆ホンダ 電動スモールスポーツコンセプトモデル「EV-STER」を世界初披露◆
ホンダは、12月11日(日)まで東京ビッグサイトで開催される「第42回東京モーターショー2011」で、次世代電動スモールスポーツコンセプトモデル「EV-STER(イーブイ スター)」を世界初公開し、展示する。
EV-STERは、後輪駆動方式の電動2シーターオープンスポーツカーで、先進的なデザインに高い環境性能を備えながら、電動ならではの新しいスポーツモデルの楽しみ方を提案。
各所にカーボン素材を採用して軽量化を実現し、高い走行性能と約160kmという航続走行距離を可能にした。
さらに、操作しやすいツインレバー・ステアリングを採用。また、モーター出力やサスペンション設定をドライバーが自由に調整できるようにした。
インパネにはメーター以外に、車両情報ディスプレイと、インターネットへの接続もできるネットワークディスプレイを装備している。
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◆ホンダ CR-Vをフルモデルチェンジし発売◆
ホンダは「CR-V」をフルモデルチェンジし、12月2日(金)に発売する。
4代目となる新型CR-Vは、デザイン、パッケージング、メカニズムのすべてが大きく進化。
高効率な空力ボディや優れた燃費性能と乗り心地に加え、居住空間や荷室も広がり、使い勝手も大きく向上。
さらに様々な状況下における高い走行安定性を実現し、ドライバーに安心感を与える操縦性を与える。
また、これまでの2.4L 4WD車に加え、2.0L FF車が新設定され、全タイプがエコカー減税に適合している。
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◆ホンダ 新型軽乗用車「N BOX」を発売◆
ホンダは、新設計のプラットホームとパワープラントを採用した新型軽乗用車「N」シリーズの第一弾モデル「N BOX(エヌ ボックス)」を12月16日(金)に発売する。
N BOXは、新設計のプラットホームにより、広さ、快適さ、経済性を実現。そしてミニバンの魅力を軽乗用車に凝縮した「ミニ・ミニバン」を目標に開発された。
また、次世代革新技術である「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」による新開発エンジンとトランスミッションにより走行性能と燃費性能を両立。
さらに、ベースグレードに加え、「N BOX カスタム」を設定し、ユーザーの嗜好に合わせた選択を可能とした。
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◆ホンダ ライフDIVA特別仕様車「スマートスペシャル」を発売◆
ホンダは、軽自動車「ライフ」のDIVAに、Hondaスマートキーシステムや14インチアルミホイールなどを標準装備した特別仕様車「スマートスペシャル」を12月22日(木)に発売する。
今回の特別仕様車には、人気のHondaスマートキーシステムやイモビライザー、セキュリティアラームが標準装備され、防犯対策が強化されている。
また、クロームメッキを施されたシフトノブボタン、インナードアハンドルなどを採用し、よりスタイリッシュなモデルとなった。
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◆日産 ジューク NISMOコンセプトを公表◆
日産は11月30日(水)、「第42回東京モーターショー2011」において、「ジューク NISMO(ニスモ)コンセプト」を公開した。
今回のコンセプトは、ジュークのプレミアムスポーツバージョンのあり方を示すものとして開発された。
ボディキットはNISMOの空力スペシャリストが作り上げたもので、レースカーと同様に、より効率的な空力特性を実現している。
改良はシャシーにも及び、独自の部品を使用することによって、車体は低くなり、シャシー剛性も強化。さらにエンジンも強化されている。
また内装部品は設計変更され、特製革張りバケットシートを装備し、タコメーターは視認性の高い赤色照明文字盤と針を採用した。
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◆トヨタ 東京モーターショーに「TOYOTA Fun-Vii」を出展◆
トヨタは、「第42回東京モーターショー2011」に、ヒトとクルマと社会が”つながる”未来を具現化したコンセプトカー「TOYOTA Fun-Vii(ファン ヴィー)」を出展する。
トヨタは今回、「FUN TO DRIVE, AGAIN.」の考えのもと、クルマの持つ「夢・楽しさ」を改めて提案。TOYOTA Fun-Viiのほか、多数の参考出品車を出展する。
TOYOTA Fun-Viiは、内外装の表示項目を自在に変更するパーソナライズ機能を持ち、ボディ全面をディスプレイとしている。
ボディ色や表示項目を自由に変更できるほか、情報端末としてメッセージ表示などにも活用できる。
車内全体もディスプレイとなっており、インテリア表示を自在に変更できるほか、AR(Augmented Reality・拡張現実)を活用したナビ情報等の表示が可能になっている。
また、走行などに必要な情報表示や操作は、「ナビゲーションコンシェルジュ」との対話形式インタフェースを採用。車両の一部操作には、スマートフォン等のモバイル端末も使用することが出来る。
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◆ルノー 第42回 東京モーターショー2011に合計6台を展示◆
ルノー・キャプチャーコンセプト
ルノー・ジャポンは、「第42回東京モーターショー2011」において「フレンチタッチ」、「トレンディ」、「スポーツ」の3つのブランドキーワードに沿った展示を行い、合計6台を展示する。
「フレンチタッチ」は快適性、安心、心地よさを提供することを表し、「トレンディ」は新テクノロジーや斬新なデザインを通じた新規性、驚きを表している。
そして「スポーツ」は、ルノーがモータースポーツで培ってきた耐久性、高性能、スピード、挑戦、興奮を表す。
今回の東京モーターショーでは、クロスオーバーコンセプトカーの「キャプチャー」、2012年発売予定の「カングー イマージュ」、「ウインド ゴルディーニ」、「メガーヌ グラスルーフ カブリオレ」の4台がジャパンプレミアとなる。
さらにF1の技術が注ぎ込まれた「メガーヌ ルノー・スポール」。レースカーなどを開発するルノー・スポールがチューニングを施した「メガーヌ GTライン」の2台も展示される。
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【 企業情報 】
◆ホンダ 代表取締役社長 伊東孝紳。日本営業本部長 峯川尚 挨拶内容◆
ホンダは、「第42回東京モーターショー2011」において、同社代表取締役社長、伊藤孝伸と日本営業本部長、峯川尚の両名が挨拶を行った。
挨拶では、ホンダの今後の方向性や、取り組みなどが語られた。
伊藤孝伸 挨拶内容
http://www.honda.co.jp/news/2011/c111130a.html
峯川尚 挨拶内容
http://www.honda.co.jp/news/2011/c111130b.html
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◆ホンダ 次世代革新技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」を発表◆
ホンダは11月30日(水)、四輪の次世代革新技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」の概要を発表した。
EARTH DREAMS TECHNOLOGYは、エンジンなどの内燃機関やトランスミッションの効率向上、モーターなどの電動化技術の進化によって、走りと燃費を高次元で両立させる次世代新技術群。
この技術は軽乗用車「N BOX」を皮切りに、今後は多様なカテゴリーで展開。3年以内に各カテゴリーで燃費No.1を目指し、2020年までに全世界で販売する製品のCO2排出量を2000年比で30%の低減を目指す。
詳細情報
http://www.honda.co.jp/news/2011/4111130a.html
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◆ホンダ 2011年10月度 四輪車 生産・販売・輸出実績を発表◆
ホンダは11月28日(月)、2011年10月度の四輪車、生産・販売・輸出実績を発表した。
今回、中国での生産が10月として過去最高を更新したと発表した。
詳細情報
http://www.honda.co.jp/news/2011/c111128.html
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◆トヨタ ヤマハと「つながるバイク」での協業を発表◆
トヨタは11月28日(月)、ヤマハと次世代モビリティ社会の構築に向け「つながるバイク」サービスの開発などで協業することを発表した。
今回、その一環として「第42回東京モーターショー2011」のトヨタブースにおいて、”つながる”電動スクーターと電動アシスト自転車のコンセプトモデルを出展する。
今回の合意は、2社のクルマとバイクが充電インフラを共有し、トヨタのエネルギー管理システムである「トヨタスマートセンター」をつなぐことで統合的な情報インフラの早期構築と、シェアリングなどの新交通システムの確立を目的とする。
また、ITサービス分野における両社協業による開発コストの低減も視野に、近く実証実験を始め、”つながる”機能を搭載した車両およびサービスの商品化を目指す。
詳細情報
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/11/11/nt11_1121.html
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◆日産 NISMOの高性能車戦略を発表◆
日産は11月29日(火)、NISMO(ニスモ)ブランドの拡大計画を発表した。
NISMOは本計画に基づき、モータースポーツ活動で得られたチューニング及び、高性能化ノウハウを日産の市販車に適応していく。
この計画のため、NISMOはグローバル本社を横浜市鶴見区に移転し、専用設計された新社屋にて2013年より稼働予定となっている。
市販車に対するNISMOの取り組みは、これまでは一部のパフォーマンスカーに限られていたが、今後はそれに限らず多様な車種へ対応するよう変化していくことになる。
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◆日産 電気自動車用「新型急速充電器」を発売◆
日産は、同社が独自に開発した新型の電気自動車用、急速充電器を11月30日(水)に発売した。
新型急速充電器は、車両と充電器本体を通信させた漏電監視や各種安全装置を採用で高い安全性を確保。また、日産だけでなく、他社製の電気自動車にも対応。本体は約半分のサイズに小型化し、より小さなスペースにも設置することが可能となった。
日産は、新型急速充電器の設置、導入を促進し、2011年度末までに現在の2倍となる合計400店舗に急速充電器を設置する予定。
詳細情報
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/111130-01-j.html