STINGER レーシングナビ 12月12日号
ウェバーがポルシェのテストに参加/シェル、ヒュンダイと提携してWRCに復帰
【レース】
◆ポルシェ、今シーズンのLMP1テストを完了。ウェバーがポルシェを初ドライブ◆
LMP1マシンに乗り込むマーク・ウェバー。2014年1月1日からポルシェのワークス・ドライバーになる。
ポルシェは12月11日(水)、ポルトガルのポルティマン近郊のアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで、2013年シーズン内における新型LMP1マシンのテストを完了したと発表した。
ポルシェは来シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)と、ル・マン24時間レースに2台のLMP1マシンで参戦する予定となっている。今回のポルトガルのテストでは主にサスペンションと、ミシュランの協力のもとタイヤ・テストが行われた。
また、今シーズンでF1を引退してポルシェに移籍するマーク・ウェバーが、初めてLMP1マシンをドライブした。ウェバーはまだレッドブルとの契約中ではあるが、チームはテストへの参加を了承し、今回の初ドライブとなった。
◆マーク・ウェバー
「この魅力的なプロジェクトの初日は、僕にとって強烈な体験だったよ。レッドブル・レーシングがこんなに早く、プロジェクトに参加できるチャンスを与えてくれたことに感謝してる」。
「これは、僕を含め全員にとってすごく重要で大きなステップだと思う。おかげで、チームにより短時間で溶け込んで、LMP1レーシングカーの開発に貢献することができるからね。やらなければならないことが沢山あるし、大変な努力が必要だけど、それをよく理解してるよ」。
Photo by Porsche Japan KK
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◆シェル、WRCにヒュンダイのパートナーとして復帰◆
大手石油メーカーのシェルは12月10日(火)、2014年のFIA世界ラリー選手権(WRC)にヒュンダイと提携して復帰することを発表した。
シェルはヒュンダイと複数年の契約を結び、メインスポンサーとなったため、チーム名は「ヒュンダイ・シェル・ワールドラリー・チーム」となる。
ドライバーはティエリー・ヌービル、ダニ・ソルドが開幕戦のモンテカルロにエントリーし、2戦目からはユホ・ハンニネン、クリス・アトキンソンの参戦も予定されている。
Photo by Shell International Limited
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