STINGER レーシングナビ 12月2日号
◆[FIA GT] 第9戦インテルラゴス マセラティMC12が優勝 GT-Rは6位◆
FIA GT1世界選手権 第9戦が11月27日、ブラジル サンパウロのインテルラゴス・サーキットで開催された。
今回の第9戦を制したのは、予選4位からスタートしたマセラティMC12。序盤はポール・ポジションのアストンマーチンDB9が先行していたが、終盤にこれをパスするとそのまま逃げ切り優勝を飾った。
日産のGT-R勢は、ダンブレックの#23 GT-Rが一時は2位を走行するも、クルムとドライバーチェンジを行なった際、ピットアウトがわずかに遅れ、これで5位に後退してしまった。
その後、トップグループについてはいくもののチャンスに恵まれず、さらに最終ラップでフォードGTに強引にパスされ、6位フィニッシュとなった。
#4 荒聖治/ニルソン組のGT-Rは、ニルソンとのドライバーチェンジの際、ピットレーンでのブレーキがわずかに遅れたために速度違反をとられてしまう。それにドライブスルー・ペナルティが科され、そのまま16位でフィニッシュした。
次戦、シリーズ最終戦となる第10戦は12月3日(金)から5日(日)にかけ、アルゼンチン サン・ルイスで開催される。
第9戦インテルラゴス 決勝結果
順位 No. ドライバー マシン 周回 タイム/差
1 2 ベルノルディ/ネグリオ マセラティMC12 38 1:01:23.296
2 7 エンゲ/ターナー アストンマーチンDB9 38 +2.348
3 13 ヘンネリッチ/マルガリティス コルベットZ06 38 +5.874
6 23 クルム/ダンブレック ニッサンGT-R 38 +10.574
16 4 荒聖治/ニルソン ニッサンGT-R 38 +1:11.191
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◆日産 第11回「日産カップ追浜チャンピオンシップ 2010」を開催◆
日産は、12月3日(金)から5日(日)までの3日間、同社追浜工場および横須賀市内において、地域関係諸団体との協働運営で、第11回全国車椅子マラソン「日産カップ追浜チャンピオンシップ 2010」を開催する。
今回で11回目の開催となる同大会は、障害者スポーツの普及と競技者の技術向上のほか、地域の活性化と「優しい街づくり」支援を目的に開催されている。
なお日産では、本大会を記念して従業員募金(太陽募金)を実施し、集まった寄付金は障害者陸上競技団体等に寄付される。
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