STINGER モーターナビ 1月24日号
◆マセラティ、ショールーム「マセラティ目黒」をオープン◆
マセラティ・ジャパン認定の正規ディーラー、トライデント イタリア株式会社は、新規ショールームとサービス拠点となる「マセラティ目黒」を、1月21日、目黒区 碑文谷にオープンした。
「マセラティ目黒」は、マセラティ ジャパンが2011年1月にインポーター業務を開始してから開設する初の販売、アフターセールス拠点となる。
ショールームは、最新のマセラティCI に基づき、白とブルーを基調に、品格を重視したエレガントな雰囲気を提供。国内初の最新CIを採用した店舗となっている。
またインテリアレザー、ウッドパネル、ステアリングホイール、カーペットなど多彩なパーソナリゼーションアイテムを展示した「コンフィギュレーションエリア」を日本で初めて開設した。
B1Fサービスセンターには4機の作業ベイを用意し、最新鋭の設備とともに、イタリアのマセラティ本社の指導のもと研修を受けたスタッフによるサービスを提供する。
今回の「マセラティ目黒」のオープンにより、マセラティの販売ネットワークは全国18カ所となった。
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◆ジャガー・ランドローバー 2010年度決算を発表◆
ジャガー・ランドローバーは1月21日、2010年の全世界での販売台数が全体で19%増加。また、すべての四半期で前年を上回る成績を記録したと発表した。
ランドローバーの世界販売台数は25%増加し、イギリス、アメリカ、中国、イタリア、ロシアが全体の66%を占めた。
車種別ではディスカバリー4が45%増、レンジローバー及びレンジローバー・スポーツが30%増、そしてフリーランダー2が21%増と好調な結果となった。
またジャガーの販売台数は2009年と同レベルに留まったものの、XJサルーンの新規導入とX-TYPEの販売打ち切りにより、モデル構成をより高級車市場へと向けたものにシフトした。
なおジャガーの五大市場であるイギリス、アメリカ、ドイツ、中国、イタリアにおける2010年の販売台数は全体の74%を占めた。
依然人気が高いXFは、世界販売台数が8%増加した。さらにニューXJも好評で、特にアメリカでの販売は総販売台数の約40%を占めた。
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◆トヨタ 成田国際空港でのFCVハイヤー実証に「トヨタFCHV-adv」を提供◆
トヨタは1月21日、「水素ハイウェイプロジェクト」の事業者である水素供給・利用技術研究組合(HySUT[ハイサット])の要請に応え、1月29日より成田国際空港を拠点に実施される「FCVハイヤー実証」に燃料電池ハイブリッド車「トヨタFCHV-adv(エフシーエイチブイ-アドバンスド)※1」を提供すると発表した。
トヨタは昨年12月に開始した東京都心〜羽田空港間の燃料電池バス営業運行に、燃料電池ハイブリッドバス「FCHV-BUS」を提供しており、今回は、「トヨタFCHV-adv」をHySUTに貸与する。
「トヨタFCHV-adv」は全日本空輸(ANA)の「欧米路線お帰りハイヤーサービス」と「早朝お迎えプラン」で成田空港を拠点に使用される車両として、ANAが運行を行なう形態※2をとる。
※1 FCHV-adv:Fuel Cell Hybrid Vehicle – advanced
※2 ANAはタクシー・ハイヤー会社である松崎交通に運行を委託する。
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