STINGER モーターナビ 1月27日号
ピニンファリーナの独創的なデザインと、フェラーリ初の4WDを搭載するFF(フェラーリ・フォー)
フェラーリは、新型コンセプト・モデルとなる「FF(フェラーリ・フォー)」を公開、発表した。
今回発表されたFFは、4シーター、4WDを意味しており、フェラーリ初の4輪駆動モデルとなる。
エンジンは6262cc V12を搭載し、最高出力660馬力、最高速度335kmを発揮する。
また開発された「4RM」と呼ばれる4輪駆動システムは電子制御でトルク配分を行ない、フロント47%、リア53%という優れた重量配分を実現させた。
なおフェラーリは、「4RM」システムの特許を既に取得している。
FFは3月1日に開催される「ジュネーブ・モーターショー」に出展される。
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◆BMW 5シリーズ「ドイツで一番魅力的なクルマ」に選ばれる◆
BMWは1月24日、ドイツ自動車連盟(ADAC)の「イエロー・エンジェル2011」コンテストの一環として実施されたファン投票の結果、ニューBMW 5シリーズが「ドイツで一番魅力的なクルマ」に選ばれたと発表した。
投票に参加したのは、クラブ機関誌「ADAC Motorwelt(自動車の世界)」の読者から約1,900万人とADACウェブサイトを訪れたユーザーであり、投票の結果 5シリーズが最多票を獲得した。
またトップ10には、ニューBMW X3とMINI Crossoverも選出されており、BMWグループから3台がランクインするという快挙を達成した。
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◆トヨタ 2010年販売台数を発表 3年連続世界一を達成◆
トヨタは1月24日、2010年の世界販売台数を発表した。
トヨタ 752万8千台、ダイハツ 78万3千台、日野 10万7千台となっており、グループでの合計は841万8千台、前年比8%増となった。
これによりトヨタは、販売台数世界一を達成し、3年連続での世界一の座を手にした。
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◆ホンダ、ホンダソルテックが新型薄膜太陽電池を2011年中に発売◆
ホンダの子会社で、太陽電池の製造・販売を手がける株式会社ホンダソルテックは、現行モデルより小型で、様々な形状の屋根に効率良く設置できる新型の薄膜太陽電池を、2011年中に発売すると発表した。
この新型薄膜太陽電池のモジュール変換効率※1は、CIGS薄膜太陽電池※2において世界最高レベルの13.0%以上となる見込みであるとしている。
※1 モジュール1㎡に当たる太陽光エネルギーを、電気エネルギーに変える効率。モジュール公称最大出力(W)×100の計算式を用いて算出。
モジュール面積(㎡)×1,000W/㎡
※2 銅−インジウム−ガリウム−セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成された太陽電池。
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