STINGER モーターナビ 1月31日号
【 新車 】
◆マクラーレン、「マクラーレンP1」の生産に向けて開発をさらに加速◆
特徴的なカモフラージュ・カラーの「XP」。かつてのマクラーレンF1の試作車と同じコードネームがつけられている。
1月28日(月)、マクラーレン・オートモーティブは、昨年9月のパリ・モーターショーでデザイン・スタディを発表した「マクラーレンP1」を、驚異的なペースで技術開発を進めていると発表した。
マクラーレン・オートモーティブは、プロトタイプの製作に先立ち、CFD(数値流体力学)空力モデリングと、F1由来の力学シミュレーション・ツールを使用し、物理的検証と連動した詳細な分析を引き続き行う。
開発車両はコードネーム「XP」と呼ばれ、専門チームが世界各国のサーキットや公道で走行テストを行っている。
さらに技術パートナーと緊密に連携し、曙ブレーキ工業株式会社の高効率ブレーキング・システムや、ピレリの高性能タイヤ、モービル1の最新の冷却液、潤滑油、作動油などが集約され、最終的にマシンが完成することになる。。
また開発の様子を撮影した最新動画をマクラーレン・オートモーティブのYouTube公式チャンネルで公開した。
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【 企業情報 】
◆RED BULL CRASHED ICE セントポール大会◆
1月26日(土)、米国、ミネソタ州のセントポールでアイスクロス・ダウンヒルの世界大会「Red Bull Crashed Ice(レッドブル・クラッシュド・アイス)」の2012 / 13年シーズンの第2戦目が行われた。
マイナス28.8℃という極寒の中で開催された大会は、カナダのカイル・クロクソールが第1戦に続き、今大会でも優勝を飾った。
大会は最後まで接戦が続き、クロクソールとアメリカのキャメロン・ナーズがゴール直前のジャンプで並び、接触。
両者は転倒し、一歩先に出ていたクロクソールがそのままゴールし、優勝を達成した。