STINGER レーシングナビ 2月10日号
WRC 第2戦開催結果/ホンダ、2014年の活動を発表
【レース】
◆[WRC] 第2戦ラリー・スウェーデン、VWが1-2フィニッシュを達成◆
2月6日(木)から9日(日)にかけて、世界ラリー選手権(WRC)第2戦「ラリー・スウェーデン」が開催された。
ラリーはフォルクスワーゲンのヤリ・マティ・ラトバラ / ミイカ・アンティラが快走し、優勝を飾った。さらに、2位にはアンドレアス・ミッケルセン / ミッコ・マークラが入り、フォルクスワーゲンが1-2フィニッシュを飾った。
3位はマッズ・オストベルグ / ヨナス・アンダーソンが獲得。また、F1でも活躍したロバート・クビサは24位でフィニッシュした。
次戦、第3戦は3月6日(木)から9日(日)にかけて、メキシコで開催される。
第2戦 ラリー・スウェーデン リザルト
順位 | ドライバー | マシン | タイム |
1 | J・ラトバラ / M・アンティラ | VW ポロR | 3:00:31.1 |
2 | A・ミッケルセン / M・マークラ | VW ポロR | 3:01:24.7 |
3 | M・オストベルグ / J・アンダーソン | シトロエンDS3 | 3:01:30.6 |
24 | R・クビサ/ M・シュパニアック | フィエスタRS | 3:36:43.5 |
Photo by GEPA pictures
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◆ホンダ、2014年のモータースポーツ活動計画を発表◆
ホンダは2月7日(金)、2014年のモータースポーツ活動計画の概要を発表した。
国内レースでは、今年もスーパーGT、スーパー・フォーミュラへ参戦。スーパーGTにおいては新型車両となる「NSXコンセプトGT」を各チームへ供給する。
その他にもワンメイク・レースや、二輪のレース活動も引き続き継続して参戦を行う。
海外レースではMotoGPへ参戦し、今年もマルク・マルケス、ダニ・ペドロサと共にタイトルを目指していく。また、ダカールラリー、WTCC、GP2にも参戦を行う。
2015年に復帰するF1に向けて順調にパワーユニット開発を進めている。今年1月より、四輪モータースポーツの開発拠点を、栃木県の本田技術研究所 四輪R&Dセンターから、同県のさくら市にある新拠点内に移転し、F1を含めた開発体制をさらに強化していく。
また、F1のインフィニティ・レッドブル・レーシングと同じく英国ミルトンキーンズにあるF1の活動拠点では、今年6月にダイナモや組み立て設備などの導入完了を予定し、実戦に向けて体制を築いていく。
Photo by Honda Motor Co., Ltd.
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◆M-TEC、2014年のモータースポーツ活動について発表◆
株式会社M-TECは2月7日(金)、2014年のモータースポーツ活動について発表した。
スーパーGT、スーパー・フォーミュラへTEAM無限として参戦するほか、チームサポートなども継続して行う。また、その他のレースや活動にも引き続き参加を行っていく。
さらにチーム無限として、2014年もマン島TTレースのTT Zero Challengeクラスへ参戦する。
3年目となる今年はモーター、バッテリー、制御システム、エアロパッケージ等、全てを新開発し、戦闘力を更に向上させたニューマシン「神電参(SHINDEN SAN)」を投入する。
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◆日産、NISSAN ZEOD RCのル・マンドライバーにルーカス・オルドネスを起用◆
日産は2月6日(木)、今年のル・マン24時間へ参戦するNISSAN ZEOD RCのドライバーとして、ルーカス・オルドネスの起用を発表した。
オルドネスは日産/プレイステーションGTアカデミーの初代勝者で、ル・マン24時間ではLMP2クラスで2度の表彰台を経験している。
NISSAN ZEOD RCは、革新的な技術を披露するマシンのための特別エントリー枠「ガレージ56」を獲得しており、史上初のサーキット一周13.6kmすべてを電力のみで走行する挑戦も行う。
マシンの動力源は電気モーターと共に、40kgという軽量でありながら400馬力を発生する1.5リッター3気筒ターボエンジンを組み合わせる。
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