STINGER レーシングナビ 2月17日号
◆日産 NISMO 2011年グローバルモータースポーツ体制を発表◆
2010 SUPER GTのモチュール・オーテック・GT-R
日産 及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO)は、2月14日、2011年度のグローバルモータースポーツの活動概要を発表した。
SUPER GTは今年もGT500クラスをメインに、日産系チームとして新たにMOLAが参戦し、4台のGT-RがGT500クラスへ投入される。
また2011年仕様のGT-Rは、ダウンフォース向上のためボディ細部をリファイン。エンジンと駆動系にも改良が施されている。
FIA GT1世界選手権は、昨年に引き続きプライベートチームに4台のGT-Rを供給、支援を行なう。チームとしてSUMO POWER GTは引き続き参戦し、新たにJR MOTORSPORTSの参戦が決定した。
そしてニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラムとしてフォーミュラー・チャレンジ・ジャパンへ引き続き参戦するほか、ルマン24時間、ルマン・シリーズへ参戦するカスタマーチームへNISMO LMP2エンジンを供給するなど、国内外のレースイベントに参戦、支援を行なっていく。
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◆[WRC] 開幕戦スウェーデン1、フォードが表彰台を独占◆
2011年WRC開幕戦 スウェーデン戦が2月10日から13日にかけて開催された。今シーズンからは1.6Lターボ4WDの新型WRカーによって選手権が争われる。
今回の開幕戦を制したのはフォード フィエスタRSで、ミッコ・ヒルボネン/ヤルモ・レーティネン組がデイ2で首位に立ち、そのまま逃げ切り今季初勝利、過酷なウィンターラリーを制した。
またヤリ-マティ・ラトバラ/ミイカ・アンティラ組は非常に安定した走りを見せるも、デイ2に高速でスピンを起こすアクシデントに見舞われた。しかし運良く難を逃れ、その後はペースを上げ3位表彰台を獲得した。
なお2位には、ワークスを抑えてMスポーツ・ストバート・フォードのマッズ・エストベリ/ヨナス・アンダーソン組が入賞、フォードが表彰台を独占した。
次戦、第2戦のラリー・メキシコは、3月3日(木)から6日(日)にかけてレオンを中心に開催される。
WRC 開幕戦スウェーデン結果
順位 ドライバー マシン 合計タイム
1 M・ヒルボネン/J・レーティネン フォード・フィエスタRS 3:23:56.6
2 M・エストベリ/J・アンダーソン フォード・フィエスタRS 3:24:03.1
3 J-M・ラトバラ/M・アンティラ フォード・フィエスタRS 3:24:30.6
8 K・ライコネン/K・リンドストローム シトロエン DS3 3:30:58.9
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