STINGER モーターナビ 2月24日号
2月23日のワールドプレミアで実車が公開されたFF
フェラーリは、初の四輪駆動モデル「FF(フェラーリ・フォー)」のワールドプレミア・イベントを、2月23日 午後6時(日本時間:2月24日 午前2時)から、公式サイトで中継を行なった。
ワールドプレミア・イベントには、会長のルカ・ディ・モンテゼーモロとCEOのアメデオ・フェリーザが出席し、イベントが開始された。
開始後しばらくしてCGによる走行映像が放映された後、遂にレッド、シルバー、ホワイトの3台のFFが披露された。
また同時にフェルナンド・アロンソ、フェリペ・マッサらも登場し、FFの解説、感想などを述べるシーンも見られた。
その後は雪上テスト時の走行映像やCG映像を交え、メカニズムやスペックなどが解説され、ワールドプレミアは盛況のうちに幕を閉じた。
FFは、3月1日に開幕するジュネーブ・モーターショーでも披露される予定となっている。
—————————————————————-
◆BMW 新たなサブ・ブランド「BMW i」を発足◆
BMW i3、i8のデザインイラスト
BMWは2月22日、持続可能なモビリティ・ソリューションの展開を専門に行なうサブ・ブランド「BMW i」を発足した。
同社からは、2013年より「BMW i3」および「BMW i8」の2モデルの導入が予定されている。
BMW i3は同社の量産車として初の100%電気駆動モデルとなり、BMW i8はコンセプトカーのビジョン・エフィシェントダイナミクスをベースとしたプラグイン・ハイブリッド・スポーツとなる。
BMW iの両モデルともに、「LifeDrive(ライフドライブ)」アーキテクチャーと呼ばれる革新的構造コンセプトを採用し、シャシーはアルミニウム製となる。
また、パッセンジャー・セルには強度に優れ、なおかつ軽量な炭素繊維強化樹脂(CFRP)が用いられる。
これらの技術によりバッテリーによる重量増が軽減され、優れた運動性能と航続距離の拡大が可能となっている。
—————————————————————-
◆ホンダ 2011熱気球ホンダグランプリを特別協賛◆
ホンダは、熱気球競技シリーズ「2011熱気球ホンダグランプリ」(全5戦)を今年も特別協賛すると発表した。競技の主催は「熱気球グランプリ運営機構(AirB)」となる。
モータースポーツとは対極にある熱気球競技は、最もシンプルなモビリティー競技とされ、ホンダは1990年から特別協賛を開始し、今年で22年目を迎えた。
また「熱気球ホンダグランプリ」は、1993年からシリーズ戦として開催されている。
—————————————————————-
◆トヨタ FJクルーザーのバーチャルイベントを開催◆
トヨタは、同社の運営するウェブサイト「GAZOO METAPOLIS」において、FJクルーザーのバーチャルイベントを開催する。
今回のバーチャルイベントでは、基本的な車輌説明をはじめ、カスタマイズ・パーツのシミュレーションが可能な「MyFJサイト」の紹介、またFJクルーザー担当者による質問コーナーが実施される。