STINGER レーシングナビ 2月28日号
【 レース 】
◆トヨタ、2013年のモータースポーツ活動、支援計画を発表◆
トヨタは2月25日(月)、2013年のモータースポーツ活動および、支援計画を発表した。
トヨタは昨年に続き、FIA世界耐久選手権(WEC)にTS030 HYBRIDで参戦し、第3戦のル・マン24時間レースの初優勝を目指す。
SUPER GTにはGT500クラスにSC430で参戦するとともに、NASCARにも引き続き参戦を行う。
さらにスーパ・ーフォーミュラにも継続してエンジンの供給を行い、全日本F3選手権やダカール・ラリーへも参戦する。
また参加型モータースポーツへの取り組みとして、GAZOO Racingを通じてナンバー付車両による参加型ワンメークレースも開催する。
トヨタ自動車、2013年のモータースポーツ活動および支援計画を発表
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◆日産、2013年グローバルモータースポーツ活動計画を発表◆
日産および、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO)は2月26日(火)、2013年のグローバルモータースポーツの活動概要を発表した。
日産は、ゼロエミッション・テクノロジーを用いた革新的なコンセプトのレーシング・カーにより2014年のル・マン24時間レースに参戦すると発表した。
この参戦は、新しいパワートレインをテストすると同時に、最新のテクノロジーを採用したレーシング・カーが将来ル・マン24時間のトップカテゴリーに復帰する際の、ACO(西部自動車クラブ)とFIAへの必要なデータ提供を目的としている。さらにル・マンにはLMP2クラスへのエンジン供給も引き続き行っていく。
ブランパン耐久シリーズへGT-R NISMO GT3での参戦を継続し、オーストラリアのV8スーパーカーズへ新型アルティマを4台体制で参戦させる。
SUPER GTへは今年もGT500クラスへGT-Rで参戦を行い、関連会社のオーテックジャパンがNISMOをサポートする、
また、すでに欧州、ロシア、米国、南アフリカ、中近東で大きな成功を収めているGTアカデミーの更なる地域的な拡大を目指していく。
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◆GRMドライバーズ、2013シーズンへ向けて本格始動◆
グローバルレーシングマネージメント(GRM)は2月25日(月)、同社所属のアンドレ・クートと、アンドレア・カルダレッリの2013年シーズンのレース参戦について発表した。
クートは昨年に引き続き、LEXUS TEAM WedsSport BANDOHで荒聖治とともWedsSport ADVAN SC430でSUPER GTにフル参戦する。
また、SUPER GT参戦2年目となるカルダレッリは伊藤大輔とタッグを組み、LEXUS TEAM KeePer TOM’Sから参戦する。
さらにカルダレッリはドイツのTOYOTA Motorsport GmbH(TMG)社とも良好な関係を継続し、シミュレーターセッションなどへの協力を行う。