STINGER レーシングナビ 2月6日号
【 レース 】
◆トヨタ 2012年のFIA世界耐久選手権に正式参戦を発表◆
トヨタは2月3日(金)、TOYOTA TS030 HYBRIDで2012シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)にシリーズエントリーすることを決定した。
FIA世界耐久選手権参戦初年度の計画では、開発熟成のためシリーズ数戦へのスポットエントリーを予定していたが、出場要件が急遽変更になったためにシリーズエントリーを決定した。
TOYOTA TS030 HYBRIDは5月5日(土)に決勝が行われるシリーズ第2戦のスパ・フランコルシャン6時間レースにデビュー戦として出場。
続いて、6月16日(土)と17日(日)の両日、決勝レースが行われるシリーズ第3戦ル・マン24時間レースに2台体制で参戦する。
レギュラー・ドライバーとしてアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエールと中嶋一貴の3名が既に決定しており、2台目のドライバーは近日中に発表される予定。
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◆ホンダ 2012年モータースポーツ活動の概要を発表◆
ホンダは2月3日(金)、2012年のモータースポーツ活動の概要として、「モータースポーツ参戦体制」と「モータースポーツ普及活動」について発表した。
2012年シーズンは、FIA世界ツーリングカー選手権シリーズ(WTCC)へ欧州で発売される新型シビックで参戦。またSUPER GTにはHSV-010GTでGT500クラスから参戦。
さらに株式会社M-TECとの共同プロジェクトでレーシング・ハイブリッドシステムを搭載したCR-ZをGT300クラスに投入し、「チーム無限」としての参戦活動をサポートする。
また二輪ではMotoGPクラスに、今年もワークスチームの「レプソル・ホンダ・チーム」が参戦。ケーシー・ストーナーとダニ・ペドロサを今年も起用する。マシンはレギュレーションの変更にともない、新開発の「RC213V」が投入される。
詳細情報
http://www.honda.co.jp/news/2012/c120203.html
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【 イベント 】
◆富士スピードウェイ サーキットレクチャー@FSWを開催◆
富士スピードウェイは、ニスモ大森ファクトリーの協力により、日産車オーナーを対象にサーキット走行を基礎から学べるイベントを3月19日(月)に開催する。
イベントでは、ニスモ契約ドライバーが講師となり、シート・ポジションの合わせ方や装備品の選び方など、初心者でも安心して楽しめるプログラムが予定されている。
主なプログラムは、基礎トレーニングとして座学講習とジムカーナコースでの基本的な運転技術講習を実施。
さらに講師と共にバスに乗車してレーシング・コースを走行しながら走行方法、施設紹介などのレクチャーを実施するほか、同乗走行体験などを予定。その後、先導走行に続いてタイム計測ありのフリー走行をレーシング・コースで実施する。
また参加特典として、3月3日(土)に大森ファクトリーにて開催される、座学講習会に無料で参加することが出来る。
スペシャルサイト
http://www.fsw.tv/freepage/575/
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◆ツインリンクもてぎ もてぎ1.5チャレンジカップを開催◆
ツインリンクもてぎは2月2日(木)、今シーズンより「もてぎ1.5チャレンジカップ」を開催することを発表した。
これは1,500cc以下の排気量の車両を使った四輪自動車レースで、国際レーシング・コースのフルコースを使って開催される。
車両規則は量産ツーリングカー(N1)に準じるものとされ、想定参加車両にホンダ フィット、トヨタ ヴィッツ、マツダ デミオが挙げられている。
レースは第1戦、「もてぎチャンピオンカップレース」が3月25日(日)に開催予定となっている。