STINGER モーターナビ 3月20日号
ポルシェ、911GT3の火災原因を究明
【 サポート 】
◆ポルシェ、911GT3のエンジン火災の原因を究明◆
ポルシェは3月19日(水)2014年モデルの911GT3のエンジントラブルによる火災の原因を究明し、エンジン交換を発表した。
欧州で2台のGT3がエンジン損傷による火災が発生し、ポルシェは調査と分析により、緩んだコネクティングロッドのねじ結合部がクランクケース損傷を引き起こしたことが、明らかな原因であると結論づけた。
ポルシェは、全世界で納車済みの785台の使用中止を要請し、ポルシェセンターへの回送手配を進めている。現在、トラブルを回避するため最適化されたねじ結合が試験され、最終的な検証をするため、広範囲なテストが実施されている。
納車されていない車両を含め、すべての2014年モデルの911GT3のエンジンは、新エンジンへと交換される予定となっている。
なお、そのほかの911シリーズなどのモデルには、同様のトラブルや影響などはないとしている。
Photo by Porsche Japan KK.
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