STINGER モーターナビ 3月6日号
マクラーレン、650Sを公開/フェラーリ、カリフォルニアTを公開
【 新車 】
◆マクラーレン、650Sのパフォーマンス・データを発表◆
ジュネーブでワールド・プレミアされた「650S」、画像はスパイダーモデル。
マクラーレン・オートモーティブは3月4日(火)、ジュネーブ・モーターショーでマクラーレン650S、そして650Sスパイダーのワールド・プレミアを行った。
また、公開に先駆けて、2月27日(木)にはマクラーレン650Sのパフォーマンス・データを発表した。
650Sは、0-100km/h加速を3.0秒、0-200km/h加速は8.4秒を達成し、0-400m加速は10.5秒、最高速度は333km/hを発揮する。
この数値はかつてのマクラーレンF1を0-200km/h加速で1秒、0-400m加速で0.6秒上回るもので、パフォーマンスの高さを証明している。
さらに、オリジナル・デザインのホイールに、ピレリのP Zeroコルサを装着。各種インテリアなどの快適装備も用意されている。
燃料消費や環境性能にも配慮され、燃料消費は欧州の複合サイクルで24.2mpg(11.7l / 100km)、CO2排出量は275g/kmで、効率面においても「妥協を許さない」マシンとなっている。
Photo by McLaren Automotive Limited.
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◆フェラーリ、カリフォルニアTをジュネーブで初公開◆
フェラーリは3月4日(火)、スイスで開催中のジュネーブ・モーターショーで「フェラーリ・カリフォルニアT」のワールド・プレミアを行った。
カリフォルニアTは新設計のV8ターボ・エンジンを搭載し、フェラーリの伝統的なエンジン・サウンドとともに、ターボによる燃費効率の恩恵も受けられる。
また、リトラクタブル・ハードトップに2+コンセプトという仕様により、実用的かつコクピットにスペースを追加した利便性も備えている。
併せて、従来より快適性を向上させた「フェラーリFF」も展示された。こちらはマイナーチェンジとなっている。
オプションとしてアップル社のCarPlay※を選ぶことも可能で、安全に車内でiPhoneを使うことができるようになった。
※CarPlay:車両に搭載されるインダッシュ・タイプのディスプレイ・モジュールにiPhoneを連携させる機能。ボイス、画面タッチ、コントローラーで操作が可能で、安全なiPhoneの使用が可能。
Photo by Photo by Ferrari S.p.A
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◆ホンダ、シビックTYPE Rコンセプトをジュネーブで発表◆
ホンダは3月4日(火)、ジュネーブ・モーターショーで、次期欧州向け「シビック TYPE R」のデザインの方向性を示すコンセプトモデル「シビック TYPE Rコンセプト」を発表した。
シビックTYPE Rコンセプトは、「歴代最高のシビック TYPE R」を目指してレーシングカーのような高い走行性能を発揮するための機能を、エクステリア各所に表現している。
ダウンフォースを高めて空気抵抗を減らすフロント・バンパー、LEDコンビネーション・ランプ内蔵のリアスポイラーなどを採用。これらはドイツにあるニュルブルクリンクでの開発テストの結果が反映されている。
また、赤い縁取りが施された20インチ・ホイールやフロント・スポイラー、赤く塗装された大径ブレーキ・キャリパーなど、操る喜びを強く想起させるデザインを随所に採用している。
Photo by Honda Motor Co., Ltd.
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【 企業情報 】
◆ピレリ、ジュネーブでP ZEROタイヤ承認数を更新し、累計380件に◆
ピレリは3月4日(火)、ジュネーブ・モーターショーでP ZEROタイヤ承認数が累計380件に到達し、昨年より90件増加したと発表した。
F1にもタイヤを供給するピレリ・タイヤは、フェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニといった、エキゾチック・スポーツカーや、アウディ、BMW、ジャガー、メルセデス・ベンツなど幅広いモデルに採用されている。
タイヤは、各車両の開発陣によってテストされ、承認を受けている。これらのタイヤのサイドウォールには、承認を証明する特別デザインが施されており、適切なタイヤ交換時期を識別することを容易にしている。
特にP ZEROシリーズは、2007年以降、380車種の承認を達成し、数多くの車両に採用されている。
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◆ホンダ、ジャパンインターナショナルボートショー2014出展概要を発表◆
ホンダは3月4日(火)、神奈川県のパシフィコ横浜、横浜米再度マリーナで開催中のマリン展示会である「ジャパンインターナショナルボートショー2014」の出展概要を発表した。
ホンダブースでは、中型船外機「BF50」などを搭載した各種スポーツボートを中心に、小型から大型までの4ストローク船外機シリーズやボートライフに役立つポータブル発電機を展示する。
ホンダのマリン事業は今年の7月で50周年を迎え、「水上を走るもの、水
を汚すべからず」という本田宗一郎の理念の下、50年間、一貫して4ストローク船外機を作り続けてきた。
を汚すべからず」という本田宗一郎の理念の下、50年間、一貫して4ストローク船外機を作り続けてきた。
今回は製品の出展だけではなく、ブースにおいて開発の歴史や技術も紹介される。
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