STINGER モーターナビ 4月11日号
◆ホンダ 上海モーターショー出展概要を発表◆
出展される電気自動車のコンセプトモデル「フィットEVコンセプト」
ホンダは4月7日(木)、上海モーターショーの出展概要を発表し、ハイブリッド車やEVなど、電動化技術や四輪車などの展示物を出展することを明らかにした。
ブース・コンセプトは”Mobility for the Earth”とし、将来の低炭素モビリティー社会の実現を提案する。
さらにリチウムイオン・バッテリーを搭載したIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)ハイブリッド・システムの技術展示モデルを世界初公開する。
また、EVコンセプト・モデル「フィットEVコンセプト」や、次世代プラグインハイブリッドの技術展示モデルなどを展示するほか、中国でも2012年発売予定の「インサイト」「CR-Z」などが展示される。
—————————————————————-
◆ホンダ 4月8日現在の被災施設復旧状況について発表◆
ホンダは4月8日(金)、東北地方太平洋沖地震に被災した施設の復旧状況を発表した。
被災した栃木の購買部門と四輪の研究開発部門では、他事業や工場などに緊急のサテライト・オフィスを設置し、被災状況の確認、部品供給の検証などが行なわれた。
その後、震災から3週間で開発、生産、営業の各部門において、再開に一応のめどがつき、4月11日より埼玉と鈴鹿で四輪完成車生産を再開予定となった。これにより全工場が再稼動する。
しかし現在でも部品供給に課題があり、当面は当初計画の5割程度での生産となり、一部の海外生産拠点でも減産を余儀なくされている。
[STINGER]