STINGER レーシングナビ 4月18日号[INDY]決勝情報追加
◆[INDY] 第3戦ロングビーチ予選 ウィル・パワーがポール・ポジション◆
4月16日(土)、インディ第3戦、予選がカリフォルニアのロングビーチで開催された。
予選ではウィル・パワーが熾烈なポール・ポジション争いを制し、開幕3戦連続、ロングビーチ3年連続のポール・ポジションを達成する快挙を成し遂げた。
一方、佐藤琢磨はマシン・セッティングがうまく仕上がらず、15番手のタイムだった。
その後は9番手までジャンプアップするが、ソフトタイヤのセッティングが仕上がらず、セッション終了間際でターン1のタイヤバリアに突っ込むクラッシュを起こした。
これが他車のタイムアタックに影響を与えたとして、ベストタイムを記録した2周は無効とされ、琢磨は予選22番手から決勝に臨むこととなった。
第3戦ロングビーチ 予選リザルト
順位 No. ドライバー チーム タイム
1 12 ウィル・パワー Team Penske 1:09.0649
2 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport 1:09.1409
3 27 マイク・コンウェイ Andretti Autosport 1:09.6414
22 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus 1:10.8197
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◆[INDY] 第3戦ロングビーチ決勝 マイク・コンウェイが初優勝◆
4月17日(日)、インディ第3戦 ロングビーチの決勝が、特設サーキットで開催された。
レース序盤はポール・ポジションのウィル・パワーとライアン・ハンターレイの激しいトップ争いが展開された。
しかし66周目のリスタート直後にパワーがチームメイトのエリオ・カストロネベスに追突されスピン、そのまま順位を落としたパワーは10位でフィニッシュとなった。
その後はハンターレイもギヤボックスのトラブルでペースダウンし、終始安定したペースで走行していたライアン・ブリスコーが優勝するかと思われた。
しかし残り10周のリスタート後にマイク・コンウェイがラストスパートをかけ、ダリオ・フランキッティをパス、そのまま首位のブリスコーもパスし、大逆転の末にキャリア初優勝を飾った。
またフランキッティは今回の3位により、ポイントがパワーを上回ったためポイントで首位に立った。
22番手スタートの佐藤琢磨は、ハードタイヤでスタートし中盤からソフトタイヤに切り替える作戦を実行、燃料もセーブし6位にまで浮上した。
しかしその後、グラハム・レイホールに追突され左リヤタイヤがパンク、コーナーを曲がりきれずにタイヤバリアにクラッシュした琢磨は、修理して復帰したものの21位で完走となった。
第3戦ロングビーチ 決勝結果
順位 No. ドライバー チーム タイム
1 27 マイク・コンウェイ Andretti Autosport 1:53:11.1000
2 6 ライアン・ブリスコー Team Penske 1:53:17.4203
3 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi 1:53:17.8163
21 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus 1:53:53.0446
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◆[SUPER GT] 第2戦 富士で東日本震災復興の支援活動を実施◆
4月15日(金)、富士スピードウェイは、4月30日(土)から5月1日(日)に開催予定のSUPER GT第2戦 「富士GT400kmレース」を「東日本大震災復興支援大会」とし、各種支援活動を実施すると発表した。
また節電対策として、レース距離を400kmから300kmに変更し、大会時間を短縮する。なお大会名称は変更はされない。
支援活動として今大会の観戦チケット、公式プログラム、復興支援ステッカーなどの売上の一部が義援金として寄付されるほか、会場内各所に募金箱が設置され、募金活動も実施される。
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◆[SUPER GT] 2011年シーズンの大会開催日程などを発表◆
4月15日(金)、株式会社GTアソシエイションは、2011年のSUPER GT大会開催日程ならびに、復興支援大会の内容などを発表した。
2011 SUPER GT 大会開催日程
大会 開催サーキット 日程
第2戦 富士スピードウェイ 4月30日・5月1日
第1戦 岡山国際サーキット 5月21日・22日
第3戦 セパン・インターナショナル・サーキット 6月18日・19日
第4戦 スポーツランドSUGO 7月30日・31日
第5戦 鈴鹿サーキット 8月20日・21日
第6戦 富士スピードウェイ 9月10日・11日
第7戦 オートポリス 10月1日・2日
第8戦 ツインリンクもてぎ 10月15日・16日
特別戦 富士スピードウェイ 11月12日・13日
大会開催日程については、第2戦富士を実質的な開幕戦として4月30日(土)から5月1日(日)に開催するほか、シリーズ8大会および特別戦を実施する。
第1戦岡山は5月に延期となり、今後、開催に支障がでるような事態になった場合は改めて判断される。
また決勝レースの距離が短縮され、第2戦富士は400kmから300kmとなり、第1戦岡山以降の大会は300kmを250kmへ、第5戦鈴鹿は700kmを500kmへ変更予定となっている。
なお今
シーズンの全大会は「東日本大震災復興支援大会」として開催され、売上の一部の寄付、マシンに応援ステッカーが貼られるなど、各種支援活動が実施される。
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◆[SUPER GT] インターナショナル ポッカGTサマースペシャル レースを短縮◆
4月15日(金)、株式会社モビリティランドは、株式会社GTアソシエイションと合意のもと、8月20日(土)、21日(日)に開催されるインターナショナル ポッカ GT サマースペシャルの決勝レース距離を短縮して開催することを決定した。
今回の震災により、レース関連部品の安定的な供給への影響が見込まれること、またシリーズを通した節電対策を進める上で決定された。
これにより当初の700kmから500kmへとレース距離が変更となった。
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◆鈴鹿サーキット 鈴鹿2&4レースが来月に開幕◆
鈴鹿サーキットは、5月14日(土)、15 日(日)に全日本ロードレース選手権」、「全日本選手権フォーミュラ・ニッポン」を同日開催する「鈴鹿2&4レース」を開催する。
フォーミュラ・ニッポンでは中嶋一貴と中嶋大祐の兄弟対決が実現し、チャンピオン、J.P・オリベイラなどの強豪とのバトルも期待される。
また全日本ロードレースでは、昨年の年間チャンピオン秋吉耕佑や加賀山就臣など、10代から30代まで幅広いライダーが世界への挑戦権と、トップライダーの座をかけて白熱のバトルが展開される。
なお東日本大震災の支援活動として応援メッセージや募金活動が実施されるほか、チャリティーステージを設置し、参戦選手やチームから提供されるプレミアアイテムのオークションや、トークショーが開催される。