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WEC、トヨタTS040ハイブリッドが2連勝を達成

【レース】

◆[WEC]第2戦スパ・フランコルシャン決勝、トヨタが2連勝を達成◆

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5月3日(土)、ベルギーのスパ・フランコルシャンで、FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦、スパ6時間レースの決勝が行われた。

レースは序盤、ポール・ポジション・スタートのポルシェ14号車(ロマン・デュマ / ニール・ヤニ / マルク・リーブ)が快走し、これをトヨタ8号車(アンソニー・デビッドソン / ニコラス・ラピエール / セバスチャン・ブエミ)が追った。

その後、トヨタはポルシェのピットストップの隙を突いて首位を奪取。ポルシェも首位奪還を目指して追い続けるが、レース中盤にポルシェにマシントラブルが発生。これでペースを落としてしまった。

トヨタはポルシェとは対照的にハイペースでレースを支配し、そのままトラブルもなく、開幕戦に続いて2連勝を達成した。2位にはポジションをあげてきたアウディ1号車(トム・クリステンセン / ロイック・デュバル / ルーカス・ディ・グラッシ)が獲得。3位にはトヨタ7号車(中嶋一貴 / ステファン・サラザン / アレックス・ブルツ)が入り、トヨタの2台は連続での表彰台獲得となった。

また、ポルシェ20号車(マーク・ウェバー / ティモ・ベルンハルト / ブレンダン・ハートレイ)が序盤からトラブルに見舞われ、23位完走となった。

第2戦スパ・フランコルシャン 決勝リザルト
順位 クラス ドライバー チーム / エンジン ラップ
1 LMP1 デビッドソン / ラピエール / ブエミ トヨタ・レーシング / トヨタ 171
2 LMP1 クリステンセン / デュバル / ディグラッシ チームヨースト / アウディ 171
3 LMP1  ブルツ / サラザン / 中嶋 トヨタ・レーシング / トヨタ 171
4 LMP1 デュマ / ヤニ / リーブ ポルシェ / ポルシェ 170
5 LMP1 ロッテラー / トレルイエ / ファスラー チームヨースト / アウディ 170
7 LMP1 ハイドフェルド / ベシェ / プロスト レベリオン / トヨタ 161
10 LMP2 インペラトーリ / ブラッドレー / ホウソン KCMG / 日産 159
13 GTE Pro ヴィランダー / ブルーニ AFコルセ / フェラーリ 152
15 GTE Pro リゴン / カラド AFコルセ / フェラーリ 151
16 GTE Pro ミュッケ / ターナー / セナ AMR / アストンマーチン 151
20 GTE Am ラミー / ダララナ / ナイギャルド AMR / アストンマーチン 149
21 GTE Pro マコウィッキ / ホルツァ チームマンタイ / ポルシェ 148
23 LMP1 ウェバー / ベルンハルト / ハートレイ ポルシェ / ポルシェ 148
※日本チーム、日本人ドライバー、F1経験ドライバー、スーパーGTドライバーのリザルトを掲載しています。

次戦、第3戦は6月11日(水)から14日(土)にかけて、フランスのサルト・サーキットで、伝統のル・マン24時間レースが開催される。

※予選情報はこちら

Photo by World Endurance Championship / John Rourke-AdrenalMedia.com
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◆[スーパーGT] 第2戦予選、カルソニック・インパルGT-Rがポール獲得◆

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スーパーGT第2戦、富士GT500kmレースの予選が5月3日(土)、富士スピードウェイで開催された。

予選はカルソニック・インパルGT-Rの安田裕信 / J・P.デ.オリベイラがポール・ポジションを獲得した。

安田は予選Q1でコースレコードを塗り替える1分29秒794でトップタイムをマーク、さらにQ2ではオリベイラがこれを更に塗り替える1分28秒799をマーク、こちらも驚異的な速さを見せた。

その後、他のチームもアタックを行ったが、この驚異的なタイムを越えることはできず、カルソニック・インパルGT-Rがポール・ポジションに着けた。

一方、GT300クラスでもB-MAX NDDP GT-Rのルーカス・オルドネスが唯一の1分37秒台を記録し、こちらもポール・ポジションを獲得。GT-Rが両クラスでのダブル・ポール・ポジションを達成した。

第2戦富士 予選リザルト
GT500
順位 マシン ドライバー タイム/差
1 カルソニックIMPUL GT-R 安田 / オリベイラ 1’28.799
2 S Road MOLA GT-R 本山 / 柳田 +0.473
3 MOTUL AUTECH GT-R 松田 / クインタレッリ +0.581
出場台数:15台

GT300
順位 マシン ドライバー タイム/差
1 B-MAX NDDP GT-R 星野 / オルドネス 1’37.841
2 SUBARU BRZ R&D SPORT 佐々木 / 井口 +0.193
3 ARTA CR-Z GT 高木 / 小林 +0.347
出場台数:23台

※決勝情報はこちら

Photo by 日産自動車株式会社
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◆[MotoGP] 第4戦スペイン予選、マルク・マルケスが4連続ポール・ポジション◆

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5月3日(土)、MotoGP第4戦スペインGPの予選が、ヘレス・サーキットで行われた。

予選はホンダのマルク・マルケスがポール・ポジションを獲得。マルケスは3度アタックを行い、最後に1分38秒120のベストタイムをマークし、ポール・ポジションを獲得した。

予選2番手はヤマハのホルヘ・ロレンソが1分38秒541をマークして獲得。ロレンソと僅か0.089秒差でホンダのダニ・ペドロサが3番手を獲得した。

マルケスは今回で4戦連続のポール・ポジション獲得となり、ペドロサも3戦連続でフロントローを獲得し、ホンダが快調を維持している。

第4戦スペイン 予選リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム
1 93 マルク・マルケス ホンダ 1’38.120
2 99 ホルヘ・ロレンソ ヤマハ 1’38.541
3 26 ダニ・ペドロサ ホンダ 1’38.630
4 46 バレンティーノ・ロッシ ヤマハ 1’38.857
出場ライダー:26人

Photo by Photo by Bridgestone Corporation
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◆[MotoGP] 第4戦決勝、マルケスがポール・トゥ・ウィン、通算100勝達成◆

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MotoGP第4戦、スペインGPの決勝レースが5月4日(日)に開催された。

レースはポール・ポジション・スタートのマルク・マルケスが決勝でも速さを見せた。序盤から後続を引き離していき、5周目にはサーキット・ベストラップを更新した。

そして終盤には2位に5秒の大差をつけ、圧倒的な速さで優勝。4戦連続でポール・トゥ・ウィンを飾り、そしてキャリア通算100勝を達成した。

2位にはヤマハのバレンティーノ・ロッシが入り、今季2度目の表彰台を獲得。3位はホンダのダニ・ペドロサとなった。

第4戦スペイン 決勝リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 93 マルク・マルケス ホンダ 45’24.134
2 46 バレンティーノ・ロッシ ヤマハ +1.431
3 26 ダニ・ペドロサ ホンダ +1.529
出場ライダー:23人

次戦、第5戦は5月16日(金)から18日(日)にかけて、フランスのル・マン・サーキットで開催される。

Photo by Photo by Bridgestone Corporation
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◆黒田吉隆 AUTO GP第3大会に緊急参戦、11位完走◆

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黒田吉隆が、5月4日(日)にハンガリーのハンガロリンクで開催されたAUTO GP第3大会に急遽参戦が決定した。

黒田は前大会と同じく、ゼレ・レーシングからエントリーし、予選では12番手を獲得。決勝では11位で完走した。

Photo by EURONOVA Racing
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◆鈴鹿、D1グランプリを5月24日、25日に開催◆

鈴鹿サーキットは、5月24日(土)25日(日)にD1グランプリ第2戦を開催する。

大会は24日が単走イベントとなり、翌25日は勝ち進んだドライバーが2台同時に走る追走イベントで開催。

前大会の富士が荒天により追走イベントが中止になったため、実質、今大会がシーズン初の追走トーナメントとなる。

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