STINGER モーターナビ 6月6日号
ポルシェ、911 50th記念エディション発表/ホンダ、熊本県と宮古島で超小型EVの社会実験へ
【 新車 】
◆ポルシェ、911 50thアニバーサリーエディションを発表◆
ポルシェは6月4日(火)、同社を象徴するスポーツカー、ポルシェ911の50周年を祝福し、現行911カレラSをベースにした特別限定モデル、「ポルシェ911 50thアニバーサリーエディション」を導入することを発表した。
ポルシェ911 50thアニバーサリーエディションは、ベースの911カレラSと同じく、400馬力を発生する水平対向6気筒エンジンをリアにマウントした後輪駆動のクーペモデルで、アクティブ制御のスポーツサスペンション、4WDモデルのカレラ4譲りのワイドボディを採用していることが特徴となる。
ホイールは専用デザインの20インチを装着し、エクステリアの細部には特別な装飾が施される。また、2色の特別カラー、グラファイトグレーと、ガイザーグレーメタリックが設定されるほか、エンブレムには”911 50″の数字が刻まれる。
限定数は初代911のワールドプレミアが1963年に行われたことにちなみ、1963台の限定生産となる。
なお、ポルシェ911 50thアニバーサリーエディションは、フランクフルト国際モーターショーが開催される9月11日(水)にワールドプレミアを行うことも併せて発表された。
Photo by Porsche Japan KK.
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◆ホンダ、超小型EVを使った社会実験に向け、熊本県、宮古島市とMOUを締結◆
ホンダはポルシェは6月4日(火)、超小型電気自動車「マイクロコミュータープロトタイプβ」を使った社会実験に向け、熊本県および宮古島市とMOU※1を締結したことを発表した。
「マイクロコミュータープロトタイプβ」は国土交通省主導で導入が検討されている超小型モビリティーの車両区分および欧州L7カテゴリー※2を視野に入れた近距離移動用の超小型EV。
今回の社会実験では、高齢者層の近距離圏内の日常的な移動支援のほか、通勤や業務目的のカーシェアリングといった各種用途での可能性に加え、それぞれの環境に合わせたインフラを含めた街づくりについても各自治体と共に検証していく。
※1 了解覚書(Memorandum of Understanding)
※2 欧州の二輪カテゴリーのひとつで、EVの場合はバッテリーを除き、重量400kg以下、出力15kW以下
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