STINGER モーターナビ 7月14日号
【 企業情報 】
◆日産 フォーアールエナジーと電気自動車用充電システムの実証実験を開始◆
日産とフォーアールエナジー株式会社は7月11日(月)、太陽光発電と大容量の日産リーフ用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた電気自動車用充電システムを開発し、日産グローバル本社で実証実験を開始した。
今回開発したシステムは、日産のグローバル本社に設置した太陽電池で発電した電力を、日産リーフ4台分のリチウムイオンバッテリーを使用した蓄電装置に蓄電し、電気自動車の充電に利用するものとなっている。
この電力は、本社内にある7基の充電器(急速充電器3基、普通充電ソケット14個)を通して電気自動車の充電を行うことが可能で、日産リーフ換算で年間約1800台分の充電が可能。
太陽光を利用して充電することにより、走行時、発電時のCO2排出ゼロが可能となっている。
また電気自動車用リチウムイオンバッテリーを定置型蓄電池として利用することで、太陽光発電ができない夜間や雨天時の充電も可能となり、エネルギーを効率的に活用することができる。
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◆フォルクスワーゲン お台場でエコドライブ・トレーニングを開催◆
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、7月9日(土)、10日(日)の2日間、東京、お台場でエコドライブ・トレーニングを開催した。
当日はフォルクスワーゲンユーザーを中心に総勢56名が、専門のインストラクターから具体的なエコドライブ技術を学んだ。
エコドライブ・トレーニングは、2007年12月の開始以来、これまでに全国各地で60回以上開催され、受講生も1,300人を超えている。
約4kmのコースを2回走る今回のトレーニングでは平均16%、最大36%の燃費改善が見られた。
参加者はそれぞれ「ゲーム感覚で楽しめた」、「今後の運転スタイルに多大な影響を受けた」、「加速、減速は先読みが大事で、ソレが安全にもつながるという事が分かった」と感想を述べた。