STINGER レーシングナビ 8月26日号
INDY、第15戦予選/MotoGP第11戦/全日本ラリー、第6戦結果
◆[INDY] 第15戦予選、D･フランキッティがポール獲得、佐藤琢磨は13番手◆
8月24日（土）、インディカー･シリーズ第15戦の予選が、カリフォルニア州のソノマ･レースウェイで開催された。
予選はダリオ･フランキッティとスコット･ディクソン、チップガナッシの2名がポール･ポジション争いを繰り広げた。
フランキッティは第1、第2ステージと同じセットのソフト･タイヤでアタックを行い、最終ステージで新品のソフト･タイヤを使う作戦が成功。1分17秒5271のベストラップで今シーズン4度目のポール･ポジションを獲得した。
2番手のディクソンはフランキッティに0.008秒差まで迫ったが、僅差で及ばなかったが、チップガナッシが1-2体制を築いた。3番手はシボレーのウィル･パワーが獲得した。
佐藤琢磨は予選、第1セグメントを第1グループでアタックを行い、1分18秒9164を記録した。琢磨はグループで6番手につけたが、最後に大きくタイムを更新するドライバーが現れたため、第2セグメントへは進出できず、13番手で予選を終えた。
第15戦ソノマ 予選リザルト
| 順位 | ドライバー | チーム / エンジン | タイム |
| 1 | ダリオ･フランキッティ | Chip Ganassi Racing / ホンダ | 1:17.5271 |
| 2 | スコット･ディクソン | Chip Ganassi Racing / ホンダ | 1:17.7196 |
| 3 | ウィル･パワー | Team Penske / シボレー | 1:17.9735 |
| 12 | セバスチャン･ブルデー | Dragon Racing / シボレー | 1:26.7515 |
| 13 | 佐藤琢磨 | A.J.Foyt Racing / ホンダ | 1:18.9164 |
出場ドライバー:25人
決勝情報はこちら。
Photo by Chris Jones
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◆[MotoGP] 第11戦チェコ予選 カル･クラッチローがポール･ポジション獲得◆
8月24日（土）、チェコのオートモトドラム･ブルノ･サーキットで、MotoGP第11戦の予選が開催された。
予選はヤマハのカル･クラッチロー、ホンダのアルバロ･バウティスタ、マルク･マルケス、ダニ･ペドロサの4人による激しいトップタイム争いとなった。
4人は接戦を重ね、全員が1分55秒台を記録したが、クラッチローが1分55秒527のトップタイムをマーク。このタイムが破られることはなく、クラッチローがポール･ポジションを獲得した。2番手はバウティスタが獲得し、3番手はマルケスとなった。
第11戦 チェコ予選
| 順位 | No. | ライダー | マシン | タイム |
| 1 | 35 | カル･クラッチロー | ヤマハ | 1:55.527 |
| 2 | 19 | アルバロ･バウティスタ | ホンダ | 1:55.754 |
| 3 | 93 | マルク･マルケス | ホンダ | 1:55.863 |
| 9 | 46 | バレンティーノ･ロッシ | ヤマハ | 1:56.186 |
出場ライダー:27人
Photo by Bridgestone Corporation.
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◆[MotoGP] 第11戦チェコ決勝 マルケスが今季5勝目を飾る◆
8月25日（日）、オートモトドラム･ブルノ･サーキットで、MotoGP第11戦、決勝レースが行われた。
決勝はホンダのマルク･マルケスが快走し、見事優勝を飾った。
レースはマルケス、ダニ･ペドロサ、ホルヘ･ロレンソがトップグループを形成し、3人によるトップ争いとなった。
マルケスはラップレコードなどを更新する力走で首位にたつと、2位のペドロサの猛追を防ぎきりトップでフィニッシュ。ペドロサも2位に入り、ホンダが1-2フィニッシュを飾った。3位はロレンソとなった。
今回の勝利でマルケスは、ケニー･ロバーツが1978年に記録したルーキーの勝利記録数を更新することにも成功した。
次戦、第12戦は8月30日（金）から9月1日（日）にかけて、イギリスのシルバーストンで開催される。
第11戦 チェコ決勝
| 順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
| 1 | 93 | マルク･マルケス | ホンダ | 42’50.729 |
| 2 | 26 | ダニ･ペドロサ | ホンダ | +0.313 |
| 3 | 99 | ホルヘ･ロレンソ | ヤマハ | +2.277 |
| 4 | 46 | バレンティーノ･ロッシ | ヤマハ | +10.101 |
出場ライダー:27人
Photo by Bridgestone Corporation.
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◆[全日本ラリー] 第6戦 奴田原文雄 / 佐藤忠宜が今季3勝目◆
8月23日（金）から8月25日（日）にかけ、全日本ラリー選手権シリーズ第6戦が、京都府京丹後市内で開催された。
13区間のスペシャル･ステージ、約103kmを含む総延長約348kmのラリーが開催され、ランサーの奴田原文雄 / 佐藤忠宜が1時間22分41秒3で優勝した。
奴田原と佐藤はこれで今季3勝目となりランキング･トップを堅持している。
第6戦 総合結果
| 順位 | ドライバー | マシン | タイム/差 |
| 1 | 奴田原文雄 / 佐藤忠宜 | 三菱ランサーエボリューション | 1時間22分41秒3 |
| 2 | 勝田範彦 / 足立さやか | スバルインプレッサ | +7秒5 |
| 3 | 高山仁 / 河野洋志 | 三菱ランサーエボリューション | +1分41秒6 |
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◆[スーパー･フォーミュラ] 第5戦中止に伴う代替え大会は開催せず◆
株式会社日本レースプロモーション（JRP）は8月23日（金）、スーパー･フォーミュラ第5戦インジェ大会中止にともなう代替え開催について発表した。
JRPは関係各方面と協議し、検討を重ねてきたが、正式に代替え大会を見送ると発表した。そのため、第5戦は中止のまま次戦、第6戦が9月28日（土）29日（日）にスポーツランドSUGOで開催される。
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◆ルーカス･オルドネス、Nissan ZEOD RCのテストドライバーに決定◆
日産は8月22日（木）、日産GTアカデミーの初代優勝者のルーカス･オルドネスを、｢Nissan ZEOD RC｣プログラムの開発を担当するテスト･ドライバーに就任したと発表した。
Nissan ZEOD RCは、2014年のル･マン24時間レースに参戦する電力駆動レーシング･カーで、9月にオルドネスはサーキットでテスト走行を行う予定となっている。
■ルーカス･オルドネス
「今回の素晴らしいニュースを聞いて本当にうれしいよ。『日産デルタウイング』を開発したベン・ボウルビーやスタッフたちとはプチ・ル・マンで一緒に仕事をしたけど、今回また彼らとともにル・マンのためのプロジェクトに参加できることはとても素晴らしいね。このプロジェクトに一から参加できるのは本当に夢のようだし、彼らと一緒に『Nissan ZEOD RC』に使われる新しい技術を基に、レースカーを開発できるのを楽しみにしているよ」。
「これはほかでは得られない経験だね。たくさんのテストをすることによって、エンジニアやチームスタッフから多くのことを学び、この新しいクルマについて学びたいと思ってるんだ。それがレーシング･ドライバーである僕にとって、とても重要なことだからね。そして、この『Nissan ZEOD RC』の開発に参加することによって、もう一段上のステップに行くことができると思ってるんだ」。
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