STINGER モーターナビ 9月10日号
【 新車 】
◆レンジローバー 高性能ラグジュアリーSUV 新型レンジローバーを発売◆
レンジローバーは9月6日(木)、新型レンジローバー(日本名 レンジローバー・ヴォーグ)を英国で発売した。
SUVとして世界で初めてオール・アルミニウム製軽量モノコックボデイ構造を採用し、現行モデルと比較して420kgの軽量化により燃費とCO2排出量を向上させた。
さらに象徴的なデザインと高い走行性能を実現させ、快適な乗り心地を可能としている。また2013年には高効率ディーゼル・ハイブリッド仕様車を追加予定となっている。
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【 企業情報 】
◆ロールス・ロイスのショールームが芝公園にオープン◆
コーンズ・モータース株式会社は9月8日(土)、ロールス・ロイスの新ショールーム「ロールス・ロイス・モーター・カーズ東京 ショールーム」を東京都 港区 芝にオープンした。
ショールームは白を基調に、最大5台の車両を展示できる快適な空間を実現。ウッドで囲まれた「ビスポークラウンジ」にはレザーやカラーサンプルが展示され、車両のオーダーメイドを行うことができる。
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◆ホンダ 「Concept S」の映像が「Automotive Brand Contest 2012」で受賞◆
ホンダは9月7日(金)、中国における四輪車生産販売合弁会社である東風本田汽車有限公司(東風ホンダ)が北京モーターショーで発表した「Concept S」の映像が、ドイツデザイン評議会主催の「Automotive Brand Contest 2012」のコンセプトカー部門を受賞したと発表した。
このコンテストは国際的な自動車のブランドデザインを評価するもので、自動車メーカーや関連サプライヤーが参加。
東風ホンダのConcept Sの映像がファッショナブルで都会的なクルマの魅力を存分にアピールしたとして、高評価を獲得した。
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◆ホンダ 貴金属使用量を大幅に低減する新触媒を開発◆
ホンダは9月6日(木)、触媒に使用される貴金属、ロジウムの使用量を50%低減した新触媒を開発した。
この新触媒は9月19日(水)に米国で発売される新型「アコード」の北米仕様車から採用し、順次拡大していく。
新触媒では、排出ガスのロジウムの一部を、酸素の吸放出速度を高めたパラジウムに代替することで使用量を50%低減、貴金属の総使用量としても22%低減した。
貴金属使用量を大幅に低減する新触媒を開発 〜ロジウム使用量を50%低減〜
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◆ホンダ スチールとアルミを接合する技術を新開発◆
ホンダは9月6日(木)、スチールとアルミという異種金属を連続接合する技術を新開発し、世界で初めて量産車の車両骨格部品であるフロントサブフレームに適用した。
この技術は9月19日(水)に米国で発売される新型「アコード」の北米仕様車から採用される。
ホンダは燃費向上を目的に車両の軽量化を目指して、摩擦かく拌接合(Friction Stir Welding:FSW)に着目し、異種金属を連続接合する技術を開発した。
この接合技術は、スチールに重ねたアルミの上から、加圧しながら回転ツールを移動させることにより、スチールとアルミの間に安定した金属結合を新たに生成させて接合。従来のミグ溶接※と同等以上の強度での接合が可能となった。
※ 半自動のアーク溶接で、スチールとスチール、アルミとアルミを溶接する際に用いられる最も一般的な手法
スチールとアルミを接合する技術を新開発し、世界で初めて量産車の骨格部品に適用
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◆トヨタ 第12回「トヨタ先端技術共同研究公募」テーマ募集を開始◆
トヨタは9月6日(木)、第12回「トヨタ先端技術共同研究公募」のテーマの募集を開始した。
この公募はトヨタが考える技術ニーズを提示し、それに基づいた独創的かつ萌芽的な研究テーマを大学、研究機関の研究者から広く募集し、技術シーズとして育成する。
書類審査、面談等による選考を行い、採択された場合はトヨタと共同研究契約※を結び、研究活動を進めていく。
※内容に応じて株式会社デンソー、株式会社豊田中央研究所と契約する場合もあり