STINGER モーターナビ 9月17日号
【 新車 】
◆ジャガー CENEX 2012にてプラグインハイブリッド試作車｢XJ_e｣を公開◆
プラグインハイブリッド試作車、ジャガーXJ_e
9月5日(水)、ジャガーは、｢2012 CENEX Low Carbon Vehicle Event｣において、超低CO2技術のプラグインハイブリッド試作車｢XJ_e｣を公開した。
このプロジェクトは、クラス最高レベルの低CO2プレミアム製品を開発するというJLR(ジャガー･ランドローバー)の戦略の一環をなすものとなる。
XJ_eは、サプライチェーンにおける極低CO2車両に必要な専門技術の開発支援を目的とし、英国政府技術戦略委員会のREEVolutionプロジェクトによる資金援助を受けながら、英国を代表するテクノロジー企業と共同で開発された。
性能は0–100km/h加速が6.5秒以下、最高速度は250km/h(リミッター作動)を発揮し、CO2排出量は75g/kmを下回ることに成功。また、電気モーターによる走行距離は40kmとなっている。
パラレル･ハイブリッド設計により、ガソリンエンジン、電気モーター、その両方の組み合わせで走行可能で、優れた燃費により、最大燃料時の航続可能距離は1,092kmに達する。
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【 企業情報 】
◆ランドローバー 新型レンジローバー向けに3.70億ポンドを投資◆
9月6日(木)、ランドローバーは、新型レンジローバー(日本名レンジローバー･ヴォーグ)の発売に備え、英国内の生産設備の強化と生産性の向上のため、3.70億ポンドの投資を行ったと発表した。
バーミンガム近郊のソリハル工場内に新たにアルミニウム･ボディショップを増築したほか、塗装技術、トリムの組み立て部分、および倉庫管理の改善を実施。さらに、初となる顧客のための納車センターを開設した。
新型モデルの納車は、初代レンジローバーの発表40周年にあたる2013年初頭に開始予定となっている。
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◆ホンダ ｢CDP 2012 Global 500｣において日本企業で第2位のスコアを獲得◆
ホンダは、9月12日(水)に各企業の地球温暖化対策の取り組みや温室効果ガス排出量の開示について調査した結果である、｢CDP※1 2012 Global 500｣を公表した。その結果、ホンダは日本企業で第2位の開示スコアを獲得した。
ホンダは、製品の原材料調達から生産･販売、顧客の製品使用時、さらには廃棄にいたるまでに発生する温室効果ガス排出量をGHGプロトコル※2に基づいてグローバルで開示するなど、充実した情報開示が評価され、昨年よりも高い開示スコアを獲得し、今回の結果に繋がった。
｢CDP 2012 Global 500｣の結果においてHondaが日本の企業で2位の開示スコアを獲得
※1 カーボン･ディスクロージャー･プロジェクト:2000年に英国で発足したNPOで、欧米諸国の政府や各国投資家などの支援を受けて運営。民間企業に共通の質問書を送り、その回答を集めることで、気候変動に関する情報を分析および公表している。
※2 The Greenhouse Gas Protocol:(温室効果ガスプロトコル)。持続可能な発展のための世界経済人会議と世界資源研究所が主体となり、温室効果ガス算定のために定めたガイドライン
