STINGER モーターナビ 9月23日号 モーター・レーシング編
◆[MotoGP] 第13戦 ケーシー・ストーナーがポールトゥウィンで今シーズン初勝利!◆
9月19日、MotoGP第13戦アラゴンGPがスペインの新設サーキット、モーターランド・アラゴンで開催された。予選でポール・ポジションを獲得したケーシー・ストーナーが、決勝でもその速さを見せつけ、今シーズン初勝利をポールトゥウィンで飾った。
順位 No. ライダー メーカー 周回数 タイム
1 27 ケーシー・ストーナー ドゥカティ 23 42:16.530
2 26 ダニ・ペドロサ ホンダ 23 42:21.678
3 69 ニッキー・ヘイデン ドゥカティ 23 42:26.026
13 7 青山博一 ホンダ 23 +48.319
次戦、第14戦は遂に日本GP、10月3日にツインリンクもてぎで開催される。
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◆[FIA GT] GT1第7戦ポルトガル マセラティMC12が優勝◆
FIA GT1世界選手権第7戦、チャンピオンシップ・レースが9月19日、ポルトガルのアルガルベ・サーキットで開催された。日本からは日産のGT-R-GT1が参戦しており、荒聖治選手、ミハエル・クルム選手がステアリングを握る。なお今回の第7戦はマセラティMC12が優勝を飾った。
1 1 ベルトリーニ/バルテルス マセラティMC12 34 1:00:19.722
2 5 ミュッヒ/ウェストブロック フォードGTマテック 34 1:00:21.124
3 13 ヘネリッチ/マルガリティス コルベットZ06 34 1:00:35.204
4 23 クルム/ダンブレック ニッサンGT-R 34 1:00:44.345
18 4 荒聖治/ニルソン ニッサンGT-R 32 59:28.545
次戦は11月5日から7日にかけ、南アフリカ、ダーバン市街地サーキットで開催される。
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◆[NASCAR] SPRINT CUP SERIES 第27戦 Sylvania 300◆
9月19日(日)、ニューハンプシャー州ロードンのニューハンプシャー・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第27戦「Sylvania 300」が開催された。シーズン36戦の終盤10戦で、ランキング上位12台によりタイトルが争われる”チェイス”が今大会からスタートした。
順位 予選 No. ドライバー メーカー 周回
1 2 33 クリント・ボウヤー シボレー 300
2 22 11 デニー・ハムリン トヨタ 300
3 4 1 ジェイミー・マクマーレイ シボレー 300
16 5 42 ファン・パブロ・モントーヤ シボレー 300
次戦、第28戦は9月26日(日)、デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイで行われる。
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NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第19戦「The Race Day Raffle Series.com 175」が9月18日(土)にニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで開催された。
順位 予選 No. ドライバー メーカー 周回
1 1 18 カイル・ブッシュ トヨタ 175
2 5 31 ジェイムス・ビュッシャー シボレー 175
3 2 2 ケヴィ・ハーヴィック シボレー 175
次戦、第20戦は9月25日(土)にネバダ州ラスベガスのラスベガス・モーター・スピードウェイで開催される。
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◆NISMO LMP2用エンジン発売◆
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO)は、2011年のACO、LMP2規則に準拠したレース専用エンジン「Nissan VK45DE」(自然吸気V型8気筒4.5L)を開発し、イギリスのザイテック・モータースポーツを通じて発売する。
このエンジンは、GT500クラス用に開発されたNISSAN VK45DEをベースにLMP2規則に合わせて一部仕様変更したもので、ジネッタ-ザイテック、ローラ、OAKペスカロロ、オレカをはじめとする新型LMP2シャシーに搭載可能となっており、ホモロゲーションも取得予定となっている。
■NISMO LMP2エンジン主要諸元
エンジン型式: NISSAN VK45DE, 2011 ACO LMP2規則適合
アルミブロック、90度 V8、自然吸気
排気量: 4,494cc
ボア×ストローク: 93mm x 82.7mm
最高出力: 450+HP / 331kW (DIN) 39.1mm エアリストリクター装着
最大トルク: 59kgf-m / 580N-m (DIN)
重量: 約143kg
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◆ロジャー安川 インディ
カー・シリーズ第16戦レポート◆
3年連続、6回目のINDY JAPAN出場となったロジャー安川。今年は初めてのチームとなるコンクエスト・レーシングからの参戦となった。
昨年のINDY JAPANからインディカーに乗っていない安川だったが、プラクティス1回目は好調な滑りだしを見せ、決勝に向けたセッティングに専念した。2回目では、方向性の異なるセッティングなどを確認。危うくスピンという場面もあったが、方向性が確認できたセッションとなった。そして予選は2周の合計タイムを競う方式で、1周目は28.0284秒。2周目は27.7240秒で合計55秒7524と予選21番手に留まる結果になった。
決勝レースでは、ニュータイヤを履いた直後は安定した走りだったが、タイヤが消耗するにつれ、第3ターンでマシンのプッシュ(アンダーステア)に苦労していた。このターンでは減速が余儀なくされるため、減速幅をどれだけ押さえれるかは、スピードに大きく影響をする。その後はピットインの度にウィング角度などを調整していたが、今度は第2ターンでマシンがルーズ(オーバーステア)になってしまった。そのままベスト・セッティングを見つけることができず、加えて給油ホースが抜けないトラブルなどが起こり、20位完走と言う結果に終わった。
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◆2010年全日本ラリー選手権第6戦は今週末開催◆
2010年全日本ラリー選手権シリーズ第6戦は、9月25日(土)午前10時、愛知県新城市の桜渕公園をスタートし、26日(日)午後12時30分頃に同会場にフィニッシュする予定。
一般交通を遮断してタイムを競う13区間のスペシャルステージ(競技区間)約106kmを含む総延長約320kmのラリーに、全国から集まった45台※が挑む。
※これに加えて同時開催のJAF中部・近畿ラリー選手権に21台、全日本選手権併催のオープンクラスに6台がエントリーしている。
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