STINGER モーターナビ 9月23日号
ケーターハム、エアロセブンを初公開/日産、ものづくり日本大賞を受賞
【 新車 】
◆ケーターハム、エアロセブン・コンセプトをシンガポールGPで公開◆
ケーターハムは9月20日(金)、F1シンガポールGPが行われたシンガポールで、最新のコンセプト・カー、「エアロセブン・コンセプト」を世界初公開した。
このコンセプト・カーは同社史上として初めてトラクション・コントロールを搭載し、新たに開発されたエンジン管理システムを採用している。
デザインはケーターハム・テクノロジー&イノベーション社と、ケーターハム・F1・チームと共同で行っており、ケーターハム・セブン・CSRのシャシーをベースにしている。
さらに、ドライバーに焦点を当てた機能を持つF1スタイルのステアリング・ホイールと、直感的なグラフィカル表示ユニット(GDU)も取り入れ、レーシング・マシンのように仕上げられている。
エアロ・セブンはイギリスのダートフォードにあるケーターハムのファクトリーで製造され、2014年の秋に発売される予定となっている。
Photo by Caterham
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【 企業情報 】
◆日産、第5回「ものづくり日本大賞」内閣総理大臣賞を受賞◆
日産は9月19日(木)、第5回「ものづくり日本大賞」で、栃木工場パワートレイン生産技術本部、成形技術部が「内閣総理大臣賞」を受賞したと発表した。
「ものづくり日本大賞」は日本産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくため、幅広い分野において中核を担う中堅世代のうち、特に優秀と認められる人材、グループに対して表彰を行う制度だ。
今回の受賞は、整形技術部で37年間にわたって「鋳造自動車部品の型製作業務」に従事している齊藤丈二氏が受賞した。今回の受賞では特に、木型木工技能のエキスパートとして、鋳鉄鋳造部品の試作と量産の等質化への取り組み、木型製作期間の大幅短縮、さらに後進の育成に意欲的に取り組んでいることなど、多くの功績が認められた。
また、齊藤氏は平成24年度に卓越した技能者に授与される厚生労働大臣表彰「現代の名工」も受賞している。
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