F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

もてぎのピットで、カルダレッリの予選を見守るV.リウッツィ。

HRTフォーミュラ･ワン･チームのヴィタントニオ･リウッツィが、ツインリンクもてぎに姿を見せた。

11月6日に決勝を行なう、フォーミュラ･ニッポン第7戦の予選が行なわれた5日、インドGPとアブダビGPの間に来日したリウッツィが、ピットで熱心に見つめていたのは、アンドレア･カルダレッリ。近藤真彦監督のチームで今年からフォーミュラ･ニッポンを戦う21歳のイタリア人、カルダレッリの実姉フランチェスカさんはリウッツィのガールフレンド。その関係でのレースを”視察”したのだった。

カルダレッリは、Q2を通過出来ずに11番グリッドとなったが、リウッツィは、「フォーミュラ･ニッポンは非常にレベルが高いカテゴリーで、アンドレアはいい選択をしたと思う。1レースごとに着実に速くなっている。今日のタイムも悪くないと思うよ。ヨーロッパとの違いを経験
して、来年はもっといいレースができるはずだよ」と、見るところを見たコメントをした。

リウッツィは、フランチェスカさんとともに、月曜日にイタリアのイモラでおこなわれる日産GT-Rのイベントに出席したあと、アブダビに移動する予定。