【動画追加】 ハース、「VF-16」を公開
2016年が初参戦となるハースのマシン。
今年からF1に参戦するハース・F1・チームは21日(日)、チームの今季型マシン「VF-16」を発表した。
当初、チームは22日(月)〜25日(木)にスペイン-バルセロナにあるカタルーニャ・サーキットでおこなわれるバルセロナ・テスト1の初日の朝に新車を公開することを発表していたが、20日(土)に急遽スケジュールを変更し、マクラーレン・ホンダと同じ21日に新車を発表した。
名前の「VF-16」は1988年にチーム創設者で会長のジーン・ハースが起こしたハース・オートメーションが最初に開発したCNCマシン(コンピューター制御の工作機)の「VF-1」に由来する。
Vはバーチカルミル(工作機械)の業界標準の名称で垂直を意味するヴァーチカル(vertical)の略で、そのVにハースが”F1″を加えた「VF-1」には、同社が造り出した”一番最初のもの”(Very First One)という意味が込められている。
フェラーリ製パワーユニットを搭載するマシンはダークグレー、ライトグレー、レッドでカラーリングされ、そのカラーリングはハース・オートメーションの工作機のカラーリングが元になっている。
すでにカタルーニャ・サーキットでシャイクダウンを済ませたハースは、明日からスタートするプレシーズン・テストに参加、初日はロメイン・グロジャンが担当する。
「VF-16」の紹介動画はこちら。プロモーションでカタルーニャ・サーキットを走行する様子も収められている。
[STINGER]
Photo by LAT Photographic for Haas F1 Team