可夢偉、フェラーリからWECに参戦!
スクーデリア・フェラーリF1チームのドメニカリ代表と握手を交わす可夢偉。バックの壁には、創始者のエンツォ・フェラーリ(左)と、元会長で、1970年代に、フェラーリに乗ったニキ・ラウダのマネージャーだったルカ・ディ・モンテゼモロの写真が飾られている。
小林可夢偉が、初めて、スクーデリア・フェラーリのドライバーとして契約した。フェラーリのオフィシャルサイトで3月11日に発表されたもの。
可夢偉が契約を結んだのは、フェラーリ458イタリアによるFIA世界耐久性チャンピオンシップ(WEC)であり、デビュー戦は、4月14日のシルバーストンになる。1関連の契約については、触れられておらず、以下の内容が紹介された。
可夢偉は、尼崎で1986年に生まれ、2009年10月18日の日本GPで、トヨタF1でデビュー。その後、トヨタとザウバーをドライブし、60戦に参加。合計125ポイントを記録し、そのうちのベストの結果は2012年の日本GPの表彰台である。
可夢偉は、この決定に対して、以下のようにコメントした。
「今日、このお知らせができてとても嬉しい。フェラーリ・ファミリーの一員になれることを誇りに思います」
「耐久レースのGTカーのレースは初めての経験だけれど、AFコルサとレースをするのが待ちきれない。チームメイトとタイトルを狙って行きたいと思います。キャリアの次の一章を精一杯がんばりたい。ボクのすべてのファンが応援してくれると思います」
「この機会を与えてくれたフェラーリに感謝します。そして、この新しい冒険のすべてを、今日、まさに壊滅的な震災から2年目のこの日に、日本に届けます」
【翻訳:STINGER】