サファリ・ラリーで勝田貴元総合2位キープ!!
6月25日(金)、2021年WRC(FIA世界ラリー選手権)第6戦サファリ・ラリー・ケニアの競技2日目が行なわれ、トヨタ・ガズー・レーシングWRCチャレンジプログラムの勝田貴元は、首位と18.8秒差の総合2位に着けた。
前日、ケニアの首都ナイロビ郊外のスーパーSSで幕を開けたサファリ・ラリーは、金曜日から広大な大地で本格的なステージがスタート。サービスパークの南側で3本合計129.78kmの3本のSSが舞台。乾燥した粉状の砂が堆積した路面が多く、大きな石も散乱、深いワダチが掘れたセクションなど厳しいコンディションでの戦いとなった。
勝田貴元は、1日の最後のSS7で、トヨタ・ガズー・レーシングのエースのオジェーとベストタイムを分け合い、総合2位で1日を終え、3日目も2位をキープした。
ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)
「今日はサファリ・ラリーが本当の姿を現しました。貴元とは今朝、安定した走りを続け冷静さを保ち続ければ必ず結果はついてくると話し合いましたが、まさにその通りの仕事をしてくれたので、とても嬉しく思います」
サファリ・ラリー・ケニア デイ2トップ6
1. T.ヌービル/M.ヴィーデガ+ヒュンダイi20クーペ WRC 1h23m19.1s
2. 勝田貴元/D.バリット+トヨタ ヤリスWRC +18.8s
3. O.タナック/M.ヤルヴェオヤ (ヒュンダイi20クーペ WRC +55.8s
4. S.オジエ/J.イングラシア+トヨタ ヤリスWRC 1m49.4s
5. G.グリーンスミス/C.パターソン+フォード フィエスタWRC +1m56.1
6. A.フォルモー/R.ジャムール+フォード フィエスタWRC +2m19.1s
※競技3日目は、サービスパーク北側のエルメンテイタ湖の周辺で、3本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行。そのうち、SS10と再走ステージのSS13「スリーピング・ウォリアー」は、デイ3最長となる全長31.04kmのロングステージで、6本のステージの合計距離は132.08kmと4日間で最長。リエゾン(移動区間)も含めた1日の走行距離は387.88kmになる。
【STINGER】
photo by GAZOO RACING