カルロス・ロイテマン逝去
7月7日、ブラバム、フェラーリ、ロータス、ウィリアムズで活躍したアルゼンチンのカルロス・ロイテマンが亡くなった。
一端は自宅療養を許されて回復したかに見えたが、長女のカーラ・ロイテマンが、4月に79歳の誕生日を迎えたばかりの父親の逝去を伝えた。
ロイテマンは、1972年開幕戦のアルゼンチンGPにデビュー、いきなりポールポジションを奪って一躍注目を集め、引退した1982年ロングビーチGPまでの10年間で12回の優勝を記録。
F1GPだけでなく、WRCでも活躍し、ドライバー引退後は、政治家としても辣腕を奮い、2011年にはアルゼンチン大統領の立候補の要請があるなど、文字どおりのアルゼンチンの英雄だった。
R.I.P.
安らかにお休みください。合掌。
[STINGER]山口正己
photo by FERRARI