ホンダのオーストリアGPby田辺TD
4日にオーストリアのレッドブル・リンクで行なわれた2021F1GP第9戦オーストリアGPの決勝レースを、ホンダのパワーユニットを搭載する4台は、フェルタッペン+レッドブル・ホンダの圧倒的な3連勝を含む活躍でまとめ、1988年の11連勝を思い出させる5連勝を果たした。
ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカルディレクター
「オーストリアGP決勝は、フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインで見事に優勝。自身の3連勝とともに、Red Bull Racing Hondaにとっての5連勝を達成することができました」
「ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンは、先週に続いて完璧にレースをコントロール下に置き、レッドブルのホーム・レースで連勝という、記憶に残る勝利を挙げてくれました。いつもながら素晴らしいパフォーマンスだったと思います」
「チームメートのペレスは接で10番手までポジションを落とし、ポジション回復のバトルの中で10秒ペナルティーを科される苦しいレースとなりましたが、最後までプッシュし続け、6位入賞はいい結果だと考えています」
「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台は、ガスリーが6番手、角田選手が7番手の好位置からスタートしましたが、レースペースが上がらず厳しいレースとなりました」
「粘り強くレースを続け、ガスリー選手が9位入賞、角田選手はペナルティーもあり12位に終わり、 週末を通して見せていた速さからすると、残念な結果になりました」
「フランスGPからの3連戦を終え、次戦はホンダ、レッドブル・レーシングともに拠点を置く、英国シルバーストーンでの地元レースになります。ここまでのいい流れを維持して、また十分に準備をして臨みたいと思います」
【STINGER】
photo by Honda