松下信治、高速クラッシュも無事–FIA-F2ロシア大会レース2
ロシアGPのサポートレースとして行なわれたFIA-F2のレース2の1周目に、松下信治(カーリン)とニキータ・マゼピン(ART)が接触、赤旗の原因となった。二人は高速でバリアに激突したが、いずれも大事に至らず、無事が報告された。
スタートでエイトキンがコースを外れ、コースに戻ったところでマゼピンのリヤタイヤに接触、コントロールを失ったマゼピンか、右にいた松下に激突、松下はたまらずコース右側のバリアに激しくクラッシュした。※状況から修正しました。
マゼピンは自力でコクピットを出たが、松下はオフィシャルの手を借りて医務室に運ばれ、二人とも大事を取って病院に運ばれて精密検査を受けたが、どちらも問題なしと診断された。
松下は、明日、念のための再検査に備えて一晩病院で過ごすことになったが、自身のツイッターで、病院から以下のようにコメントした。
“Hi guys, I am okay !! Thank you for kind messages, luckily I have no serious injuries after big hit..I’ll have proper CT check again to make sure that all is fine.”
「みんな、ボクはOK!! たくさんのメッセージをいただきありがとうございます。強烈な接触だったけれど、幸運にも深刻な怪我もなく、念のためのCTスキャンを受けます」
レース2をリタイアし、F1のスーパーライセンスポイント獲得を果たせなかった松下信治だが、さらにツイッターで、
“I’m a dreamer / Never give up”
「ボクは夢追い人 / 諦めない」とコメントした。
再開されたレース2は、ルカ・ギオット(ユニ・ヴァートーシ)が優勝した。
[STINGER]山口正己
photo by FIA-F2