オリジナル リリース-パナソニック・トヨタ・レーシング
◆セカンド・ローに並んだトゥルーリは、7位でフィニッシュ。グロックは、8位のキミ・ライコネン(フェラーリ)を追い詰めたものの、抜くチャンスはなかった。
◆ヤルノ・トゥルーリ
決勝=7位
「とても難しいレースだった。クルマがいつものように速く発進できず、スタートでいくつか順位を落としてしまったんだ。レース中、順位を戻そうとプッシュしたけど、そう簡単にはいかなかった。途中で、何度も滑ってしまったんだ。たぶん、昨日選んだ空力のセットアップのせいじゃないかな。思ったほど暖かくならなかったし、僕のセットアップに少し苦労した。特にロングランの時にね。僕たちの戦略は良かったけど、今回のGPでは、もっと良い結果を期待していたんだ。ドイツGPで巻き返すよ」。
◆ティモ・グロック
決勝=9位
「ポイントを逃したことは残念。特に、トラフィックから抜け出してから、僕は速かったし、最後には、キミ(・ライコネン/フェラーリ)に、簡単に追いつくことができた。問題は、いくつか順位を落としたターン1だった。そのせいで渋滞にはまって、レースが上手く行かなくなったんだ。それでも、僕はあきらめないで、ポイント圏内に入る可能性があった中間のスティントで、フィジケラ(フォース・インディア)とバトルしたんだ。最後にハード・タイヤを履いた時は、クルマの調子が良くて、あっという間にキミに追いついた。だけど、追い抜くまでのチャンスはなかった。最終ラップの最後のコーナーでトライしてみたものの、上手く行かなかったんだ。今は、僕とチームにとって、ホーム・レースの次のGPを楽しみにしている。今日のような低い気温よりも、僕らのクルマに合うようなもう少し暖かい気候になってくれるといいね」。