オリジナル リリース-スクーデリア・フェラーリ・マルボロ
◆夏とはと思えない雨を伴う天候の中で、フォーミュラ・ワンが2年ぶりにニュルブルクリンクに戻ってきた。2台のスクーデリア・フェラーリ・マールボロのドライバーは、日曜日のレースをにらんだプログラムで、ブリヂストンから供給される2種類のタイヤの比較をしながら、フィリッペマッサが54周、キミ・ライコネンが52周して合計100ラップ以上を走破した。「シチュエーションは前回(のイギリスGP)と同じだ」とステファノ・ドメニカリ・チーム代表。「明日の目標は、レースでポイントを取れるグリッドを得るためにQ3に進出することです。簡単ではないことは知っているけれど、我々は常にできる限りのことをします」。
◆フィリッペマッサ
フリー走行1:3位/フリー走行2:12位
「今日は悪くなかった。予想以上のできだよ。まだまだやらなければならないことがあるし、最初はちょっとドタバタしたけれど、走り始めてすぐに良いバランスが見つかった。ラップするごとに良い感じになっていったからね。午後は、日曜日のレースのことを考えて燃料をたくさん積んで重い状態で走ったんだ。だから、結果とは裏腹に良い感触と思っているよ」。
◆キミ・ライコネン
フリー走行1:6位/フリー走行2:16位
「(前戦の)シルバーストンよりちょっと良いと思うな。ベストのバランスを探すのに少し苦労してるけどね。でも、いいセットが見つけられそうだよ。フリー走行2では、柔らかい方のタイヤだけで走った。それは、午前と午後のセッションの間に時間がかかって、天候に則した硬い方のタイヤが活かせる温度に上げられないことが分かっていたからなんだ」。