オリジナル リリース – スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
スクーデリア・フェラーリ・マールボロが予測しない予選結果だった。キミ・ライコネンは3列目のグリッドに並んだが、ルカ・バドエルは、最後尾だった。「思いがけないポジションからのスタートになった」とステファノ・ドメニカリ・チーム代表。
「レースごとに突然、勢力図が変わっているのを何度も見ている。我々のポジションはキミ(ライコネン)の場所よりもう少し上だと思う。いつも通り、表彰台を目指したい。特にF60はロングランがいいからね。ルカ(バドエル)は、進化が見えたけれど、不幸にして、結果につなげることができなかった」。
◆ルカ・バドエル(20位)
「ハッピーじゃないね。今朝のフリー走行3の終りには、Q2にいくのは難しいと思った。渋滞に少しひっかかったのと、ちょっとした問題があって、完璧な周回ができなかった。最後のアタックに賭けたけれど、フェッテルとの出来事でコースオフしてしまって予選が終わった。前進したと思うけれど十分ではなかった。リズムに乗ることと、クルマの限界を知ることが必要だと思う。テストができないのが辛い明日はバレンシアよりいい仕事をしたい。ベストを尽くすよ」。
◆キミ・ライコネン(6位)
「もちろん、もっと上のグリッドが欲しかったけれど、今日はできる限りのことをやったから。前にいくのは簡単じゃないことは分かっていた。まぁ、悪くないポジションだと思うよ。トップグループとのタイム差はほんのちょっとだからね。燃料をたくさん積んでいる時の方が軽い状態よりいい感じなんだ。いつもと違うグリッドだから、明日を正確に予測することはできない。燃料搭載量の差が、スタート後の最初のふたつのコーナーで効いてくるだろうね。空力によるダウンフォースが重要なコーナーで違いが出ると思う」。