オリジナル リリース – スクーデリア・フェラーリ・マルボロ
1台のフェラーリは2列目に並び、もう1台は、7列目というのが、スクーデリア・フェラーリ・マールボロの結果だった。キミ・ライコネンは3番手から、ジャンカルロ・フィジケラは、14番グリッドからスタートする。「今日のスタートから見ればハッピーな結果だった」とステファノ・ドメニカリ・チーム代表。
「キミにはよくやってくれた。素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたからね。ジャンカルロはフェラーリのデビュー・レースのための準備を、フリー走行3で十分できなかったハンディを背負いながら全力を尽くした。明日のレースは激戦になるだろう。フォース・インディアを含めて敵が多いと思う。二人のドライバーを別々の作戦で闘うことになると思う。目標は、コンストラクターズの3番手を得るために少しでもたくさんのポイントを取ること。それが多くのファンの前で達成できれば素晴らしいことだ」。
◆ジャンカルロ・フィジケラ
「全体で言えばハッピーだよ。予選14番手というのはフェラーリのいつも位置ではないけれどね。昨日、初めてF60をドライブして、今朝、ボクのミスでバリアにクラッシュして、予選に向けての準備を進めるための大切な時間を失ってしまった。まだ十分クルマに慣れないないことは分かっている。Q2では完璧なラップができなくてQ3に進めなかった。ここでのポテンシャルを考えるとちょっと残念だよ。でも、まだ時間があるから、明日は、いいレースができると思う。スタートではKERSに感謝して、いくつかポジションを上げたいね」。
◆k.ライコネン
今年最高の出来の予選だったよ明日に希望が持てる内容だったしね。この結果は嬉しいよ。チームにとってもファンにとってもね。クルマはまだ完璧じゃないけれど、重い燃料を積んだときの状態はいいんだ。明日はやれると思う。スタートは、スパ(ベルギーGPのスパ-フランコルシャン)のように簡単に何台かパスできるとは思わない。今回は、周りのクルマがKERS付きだからね。でも、すべてが上手くいけば、表彰台は狙えると思っているよ」。