F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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オリジナル リリース-レッドブル・レーシング【マレーシア(日)】

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◆セバスチャン・フェッテル
決勝=1位
「最高の1日だったよ! スタートが上手くいって、ニコ(・ロズベルグ)を抜いてマークに近づいていったんだ。ターン1まで距離があって、僕の方が速かったから、進入で並んでそのまま前へ出ることができたんだ。2〜3コーナーの立ち上がりはマークの方に勢いがあったけど、滑りやすい路面の上で、ふたりとも限界ぎりぎりの走りをしていたんだ。もちろん、互いに競り合うわけだけど、相手を尊重する気持ちがあって、どちらも相手をドライバーとして高く評価しているんだ。マークが私僕の立場でも、同じようにしていたと思う。問題は他のドライバーを引き離してゆくことなんだ。マークと僕のペースはほぼ同じだった。序盤は向こうの方が少し速かったけど、僕はタイヤを温存していたから、ピットストップの前に少し差をつけることができたよ。コースに戻ってからは長い距離を走ることになったよ。とても暑くて、ずっと汗をかいていたんだ。体力的にキツくて、雨が降って涼しくなってくれないか、と思ったこともあるほどさ。昨日は天候が変わって難しいコンディションだったけど、今日はずっとドライだったね。マシンの状態は素晴らしくて、今回も重要なのはペース配分を考えてタイヤを保たせることだった。ブリヂストンが持ち込んだ2種類のタイヤは、どちらも優秀だったよ。これまでの2レースは思うような成績を残せかったけど、今回は最高の結果が出た。チームには感謝しているよ。シーズンは長いから、冷静に戦い続けることが重要なんだ。午後のレースを先頭で終えたのだから、これ以上の結果は望めないよ。しかもマークが2位になったのだから、チームにとっても大きなプラスだった。とにかく、とてもハッピーだよ」。

◆マーク・ウェバー

決勝=2位
「レースを作っていく上で、今年は序盤の展開が非常に重要なんだ。スタートで少しホイールスピンを起してしまって、セバスチャンが1コーナーまで真後ろについてきた。ニコ(・ロズベルグ)がどこにいるか見えなかったけど、とにかくブレーキングを遅らせて、セバスチャンも僕も、限界ギリギリで1コーナーへ進入していったよ。2コーナーの立ち上がりは僕の方が少し良くて、そのまま4コーナーまでつば競り合いが続いたんだ。スタート前に話をするとセバスチャンは”とにかく自分のレースをしよう”と言っていたんだ。そのとおりの展開になったわけさ。チームの士気は高いし、よくまとまっているけど、争いも激しいんだ。今日のレースはまさにそれを象徴するもので、セバスチャンとの争いは素晴らしかったよ。どちらに転ぶか判らない状況だったけど、とにかくチームとして最高の勝利を手にすることができたわけだ。1-2フィニッシュだから、これ以上の結果は考えられないだろう。マシンの状態もよかったし、開幕からの2レースが思い通りの結果にならなかっただけに、今回の成績は大きいよ。もちろん、できればもうひとつ前でゴールしたかったけど、チームとしては最高の出来だ。ルノー・エンジンも、完璧な状態だったよ」。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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