オリジナル リリース-サハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム
Q.インドGPを迎える心境はいかがですか?
エイドリアン・スーティル(以下、スーティル):特別なレースだよ。チームの発足以来、ずっと一緒に仕事をして、進歩する様子を見てきたから、チームの地元のGPに参戦するのはすごく誇らしいよ。グリッドについた時の気持もいつもと違うだろうね。ずっと忘れることはないと思う。
Q.今週末のレースで、冷静に見てどの程度の成績が期待できるでしょう?
スーティル:デリーのレースを迎える時点の状態から考えて、ポイント獲得は十分に狙えるよ。また、ランキングを上げるためにもぜひ必要なことなんだ。もちろん表彰台に立てれば最高だけど、なかなか難しいね。それでも、ここで夢のような結果が残せれば、いつも以上に素晴しいよ。
Q.初めてのサーキットということで、いつも違うアプローチを考えていますか?
スーティル:いつもより少し周回数を伸ばすかもしれない。だけど、去年の韓国とおなじことだから、チームとして新しいサーキットに対処する方法は解ってるよ。新コースではいつもよりグリップが上がるまでに時間がかかるし、セッティング作業の手順も増えるんだ。でも、僕は知らないサーキットを走るのが好きだから、返って楽しみだよ。
Q.インドのことはこれまでの訪問で知っていると思いますが、この国のファンをどう思いますか?
スーティル:訪れるたびにF1の人気が高くなってるみたいだね。レースがあれば、その傾向に拍車がかかるはずさ。特に僕たちのチームを応援してくれるはずだから、すごく心強いよ。
◆ポール・ディ・レスタ
Q.初めてのインドGPを前に、興奮していますか?
ポール・ディ・レスタ(以下、ディ・レスタ):チームにとって特別な場所だから、当然大事な一戦になるよ。インドで初開催のレースはもちろん新しいサーキットでおこなわれるわけだけど、ファンが喜ぶようなレースにしたいね。まずマルヤ(チーム代表)がF1チームを創設して、今回のインドGP開催がインドにF1を根付かせる次の段階ということになるだろうね。
Q.コースについては、どの程度知っていますか?
ディ・レスタ:それほど詳しくないよ。先週、シミュレーターに乗ったけれど、新しいサーキットだから特性については未知の要素がたくさん残されてるんだ。レイアウトはなかなか面白そうだし、全員が初めてというのも、僕には有利だろうね。いかにスピードをのせていくかだけど、路面の状態はセッションが進むにつれてよくなっていくはずさ。土曜までにマシンのバランスが取れていれば、問題ないだろうね。
Q.どんな成績なら、満足できますか?
ディ・レスタ:とにかく全力をつくすよ。与えられるポイントは同じだから、どのレースも重要だけど、チームの地元で好結果を残せば満足感もひとしおだね。注目も浴びるはずさ。ここでもポイントを獲得できれば、気持ちよく帰れると思う。