オリジナル リリース-チーム・ロータス 【若手ドライバー・テスト 二日目】
ドライバー:ルイス・ラジア(ブラジル出身)
ジャシー:T128-04
ベストタイム: 1:43.944
周回数:89周
◆ルイス・ラジア
(22歳/ブラジル出身/チーム・ロータス 3rdドライバー)
「午前中のセッションでは、2012年のシーズンに向けた、ダンパーに関する作業をたくさんやったんだ。何度も調整して、走行ごとに評価したよ。パフォーマンス走行も試したけれ、すごくよかったし、最初のフライング・ラップから、素早くスピードを上げていけたんだ」。
「午後のセッションの大部分は、2012年のピレリ・タイヤのプログラムに費やしたし、タイヤがどんな挙動をするのか調べてて、いくつかデータも取れたんだ。午後のセッションでも、基本的なセットアップでパフォーマンス走行を試したんだけど、不運なことに赤旗が出て、ベストラップを走ることができなかったんだ。マシンの感触はよかったし、タイムを改善することができたから、すごく満足してる。できる限り多くのラップをこなすことが今日の目標だったから、トータルで89周することができて、満足してるよ。
「最後にT128をドライブしたのは、バルセロナなんだけれど、マシンはすごく改善されてるし、ピレリも素晴らしい仕事をしてきてるね。マシンはドライブしやすくなったし、自信を持ってプッシュしていけるようになったよ。マシン最大のパフォーマンスを引き出せたよ」。
「89周は、たった1日で僕がいかに学ぶことができたかということを示してる。ルーキーが、最初の内は、F1で苦労してしまう理由がここにあると思う。今日は学ばないといけないことが本当にたくさんあったんだ。そのことについて考えるのが怖くなるほど、たくさんあったね。いいフィードバックをもたらそうと考えたり、トラブルの可能性も考えておかないといけないからね。それに、マシンから最大限のパフォーマンスを引き出すこともね。こういったことには、もちろん僕たちはまだ慣れていないんだ。だから、僕たちみたいなドライバーには、今回みたいなテストは重要だし、こういったチャンスはそう頻繁にあるものじゃないからね。だからすごく感謝してるし、マシンに乗れて満足してるよ」
3日目のテストはアレキサンダー・ロッシが担当する。