オリジナル リリース-スクーデリア・フェラーリ・マルボロ
5レース目のレースで、スクーデリア・フェラーはマッサが6位に入った。ブラジル人ドライバーはレース中に3番目に速いタイムを記録していたが、2回目のピットインの時に燃料が予定通りタンクに入らず、燃料をセーブしなければならなかったので、4位を失うことになった。ライコネンは18周目に、アクセルのコントロール系統のトラブルでリタイアした。
「クルマは進化していることを昨日の予選と今日のレースで示せたと思う」とドメニカリ代表。「フィリッペは高い競争力を示してくれた。今日は、キミがリタイアし、フィリッペがふたつ順位を落としてしまったが、これは、フェラーリとして受け入れがたいことだ。あるべき位置に戻るために、全力を尽くしたい」。
マッサ(6位)
「ポジションを最終ステージでふたつ失ったのは本当にがっくりだよ。ブロウンGPのペースに届かないことは分かっていたけれど、レッドブルの前には出られたはずなんだ。でも、燃料給油のトラブルでフェッテルとアロンソの前にいられたはずなのにそれができなかった。最後に硬い方のタイヤを履いた時は厳しかったよ。燃料をできる限りセーブしなくちゃならなかんだからね。そうしないと、もう1回ピットトインしなければならなくなる。それではポイント圏外になってしまうところだったんだ。ソフト側のタイヤでクルマは好調だった。早くトップ争いができるところに戻らなくちゃ」。
ライコネン(18周リタイア)
「ついてなかったよ。入賞できるはずだったから。アクセルの油圧系統トラブルで終わりさ。スタートでいくつかポジションを上げたけれど、ハイドフェルドのBMWザウバーの後ろでつかまってしまった。クルマはよくなっているけれど、もっと調整が必要だ。シーズンの最初の区切りはうまくいっていないけれど、この2年間、(ドライバーズとコンストラクターズで)3つのワールドタイトルを取った同じメンバーだからね」。