オリジナル リリース-スクーデリア・フェラーリ・マルボロ
◆FIAの議会で、フェラーリは協定を結び、拒否権を発動。法廷はこれを確認し、契約上は問題ないと判断。そのため、今回の問題を担当するのはFIAの内部法廷ではなく、通常の民事訴訟として扱われることを確認。同法廷は、3月17日と4月29日の世界モータースポーツ評議会(WMSC)で拒否権を行使したと考え、今回の問題は民事訴訟として裁かれる。
◆FIAの決定は、最終的な結果に影響しないものの、来期から新規参入しようとするチームをだますことになった。フェラーリは、最終的に拒否権を発動することになったが、フェラーリを含む全チームがF1に参戦するために必要なことだった。
◆すべての参加者が合意できない場合、5月12日に明かしたように、フェラーリはF1でマシンを走らせないという決定に従う。モータースポーツで最も重要なカテゴリーであるF1のステータスや特性が薄められるならば、1950以来、参戦を続けているフェラーリであろうとも、参戦を見送ることにつながる。
◆こういった状況で、フェラーリはブランドに見合う程度に参戦を続け、技術革新とリサーチに合った作業を行うだろう。