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オリジナル リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス

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ルイス・ハミルトン
決勝=12位
ギヤボックス交換のために5グリッドダウンとなり、19番手という後方からスーパーソフト・タイヤを履いてスタート。狭い公道コースで前車にひっかかりつつ、厳しいレースを戦った。

まず、スタート早々にハイドフェルドと絡んでフロントウィングを傷めたが、10周目にピットインして硬い方のタイヤに履き替えた。しかし、それが原因でペースが上がらず、ハイドフェルドの後ろでは、12位以上の結果は望めなかった。

「酷くタフなレースだった」とハミルトン。「クルマの調子は悪くなかった。BMWの1台に引っかかってフロントノーズのフットプレートを傷めたせいで、レース中ずっとアンダーステアが強かった。フロントウィングを交換してから少しは良くなったけれど、充分ではなかったから、ニック(ハイドフェルド)を抜くことができなかった。映画のロッキーの1作目の台詞を思い出したんだ。”ただ、戦いの終わりが知りたい”ってね。できる限りのことはやったよ」。

「ジェンソンとブロウンの全員におめでとうを言いたい。彼らは今年、完璧な仕事をしたと思う」。

ヘイッキ・コバライネン
決勝=リタイア
7番手グリッドからスタートしたコバライネンは、21周目のピットインまでの第一スティントて、フェッテル、ロズベルグ、マッサとの激しいバトルを楽しんだ。チームは第二スティントを長めに取る作戦で多目のガソリンを給油。しかし、重いクルマに鞭打ってロズベルグを追い上げている時にターン14でクルマのリヤエンドを傷め、ポイント圏内でのフィニッシュはできなかった。

「残念な週末だったよ」とコバライネン。「第一スティントでは、タイヤを上手く働かせることができなくて、フェッテル(レッドブル)をパスできなかった。第二スティントは少し良くなったから、ニコ(ロズベルグ+ウィリアムズ)のピトインを待って前に出られると思った。でも残念ながら、高速のシケインでガードレールにヒットしてリヤサスペンションを壊してしまって、そうはならなかった。完全にボクのミスだよ。こんなにコンペティティブなクルマを作ってくれたのに、チームに申し訳ないと思う。もちろん、まだまだ前進するためにプッシュするよ」。

マーティン・ウィットマーシュ
「モナコで得点できなかったのは実に残念。木曜日と土曜日に、我々のクルマが非常にコンプティティブなことが証明できていた。ルイスはレースで決して諦めないことを素晴らしいドライビングで証明してくれた。ヘイッキも力強いレースを見せてくれたね。でも、シケインがほんの少し速すぎてガードレールに接触してしまった。しかし、全体としてクルマのペースは悪くなかったし、このモナコが今後へのターニングポイントになると思う」。

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