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オリジナル リリー-フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【韓国GP(水)】

【韓国GP プレビュー】
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◆エイドリアン・スーティル
「今週の始めに、シミュレーターでヨンアム・サーキットをドライブしたんだ。到着したときに何を予想するかを掴むためにね。面白いコーナーが多くくて、いくつかオーバーテイクのチャンスがありそうなセクションがあるから、良いサーキットに見えるよ。全体的には、中速のサーキットと言えそうだね。オーバー315km/hに達する3本の長いストレートがあるけれど、真ん中のセクターへ行くまでにある、いくつかの低速なコーナーが全体的なスピードを下げているんだ。一つのストレートの後にヘアピンがあったり、いくつかの連続したカーブといった、サーキットを設計したヒルマン・ティルケの”トレードマーク”を含めて、コーナーがたくさんミックスされているんだ」。

「シミュレーターでレイアウトを確認してドライブしたけれど、バンプや縁石、グリップレベルについては見当もつかないよ。トラックの路面はつい最近敷かれた物だし、週末にかけて改善されていくだろうね。路面の状況が、週末の1番主要なポイントになると思うし、金曜日にもっと多くの情報を得ることができると思う」。

「路面やバンプの状態によるけど、ミディアム・レベルのダウンフォースでサーキットを走ることになると思う。グリップが多く得られるなら、より少ないダウンフォース・レベルでも走るけれど、サーキットに着いてから確認をするつもりだよ。こういった情報はマシントラックを走ってみないことには分からないから、普段よりフリー走行は忙しくなるね」。

「新しいトラックを学ぶことは、いつも楽しいけど、韓国を少々見てみたいんだ。アジアの地域は大好きだし、新しい場所を発見するのも好きなんだ。それに、過去に一度もこのエリアには来たことがないから。すごく華やかって聞いてるソウルに一日いて、その後、水曜日の夜にはサーキットがある田舎の地方へ行く予定だよ。今、僕達は大きな戦いをしているところだから、面白い週末になりそうだね。今回のレースではもっと上手く予選をこなして、もちろんフィニッシュしたいね。今年のマシンにはすごく信頼性があるから、鈴鹿のゴールまでたどり着けなかったのは残念だったけど、今度こそチームと僕自身のためにポイントを獲得しにいくよ」。

◆ヴィタントニオ・リウッツィ
「シンガポールと日本のレースはとても短かったから、こんどはきちんとレースするために韓国に行くのが待ちきれないよ。日本GPの結果は僕にはどうしようもなかったんだ。本当に良いスタートを切って、1コーナーに入っていくときまでには5、6台のマシンをパスしたんだけど、(フェリペ・)マッサがまるでロケットみたいにサーキットを横切っていくのが見えたんだ。僕はただマシンに乗っていることしかできなかったし、なすすべがなかったんだ。あの時には、良いポジションにいたし、いくつかポイントを獲得できただろうから、本当に残念だよ」。

「今週はファクトリーにいて、韓国のサーキットを知るために1日シミュレーターの中にいたんだ。トラックの第一印象は、ドライブするにはとても良さそうだということだね。低速からハイスピードまで、多くの違ったタイプのコーナーがあるし、サーキットにある全てのコーナーに合わせようと思ったら、セットアップを見つけるのはそう簡単ではないだろうね。かなり長いストレートと、次のストレートに続くタイトなコーナーがある第1セクターは僕達のマシンにかなり合ってそうだね。セクター2はそれほどでもなさそうだけど、サーキットに到着してから見てみるつもりだよ。トラックの路面や、グリップレベルによるところが大きいんじゃないかな」。

「全てのデータを見て、マシンとタイヤの両方からパフォーマンスを全てを引き出そうとするから、金曜日のフリー走行はかなり忙しくなりそうだね。マシンにはいくつかの微調整を施しているから、プログラムはさらにタイトになるりそうだよ。それに加えて、日本でマシンがかなりのダメージを受けてしまったから、ラスト3戦のために韓国では他のシャーシを使うことになる」。

「今回の僕のゴールは、もちろんレースで完走することだし、予選で最大限のパフォーマンスを引き出すことだね。僕達はこの部分にかなり苦戦をしているから。1回のフライングラップではタイヤを暖めるのが難しいし、それから後退してしまうんだけど、このことを理解して、改善ができるか見てみるつもりだよ。週末を通して良い仕事ができることを楽しみにしてるよ。確実に面白い週末になると思うよ」。

【翻訳:Atusi Kitami】
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