オリジナル リリース-フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【カナダGP(日)】
◆エイドリアン・スーティル
グリッド=14番 / 決勝=リタイヤ
「レーススタートの時点では、視界がかなり悪かったし、グリップも本当にわずかしかなかったんだ。フルウエット・タイヤに問題があったから、すごく早い段階でインターミディエイト・タイヤ(ドライとレインの中間のタイヤ)に交換したんだ。雨がかなり激しくなるまでの数周は、インターミディエイトはりょうよかったんだ。リスタートの時には、セーフティ・カーが引っ込んで、ロズベルグと接近戦になるまでは、すごく順調だったんだ。僕の前を走っていた全てのマシンがヘアピンでかなりスローダウンしていたから、接触してしまって、フロントウイングにダメージを受けてしまったんだ。だけど、まだマシンは大丈夫だという感触があったし、それほどタイムを失ったわけではなかったんだ。ドライブスルー・ペナルティを受けたあとは、ドライタイヤに賭けてみることにしたんだけど、多分数周早すぎたんだと思う。アウトラップで大きく振ってしまって、壁に接触して左リヤのサスペンションを壊してしまったんだ」。
◆ポール・ディ・レスタ
グリッド=11番 / 決勝=18位
「今日は天気の状況がかなり悪かったし、雨も土砂降りだったことを考えれば、レースを中断したのは正しい判断だったね。雨でできた川がトラックを横切っていたし、セーフティ・カーの状況の中でも、みんなそれに捕まってたんだ。リスタートのあとは、シケインでニック(・ハイドフェルト)が僕の前を横切って、フロントウイングを失うまでは、全てがうまく行っていると思っていたんだ。そのことで、僕にドライブスルー・ペナルティが与えられてしまったけど、本当に驚いたよ。僕は妥協せざるを得なかっただけなんだから。そのあとは、フィールドに戻って、最後の数周でルーベンス(・バリチェロ)をパスしようとプッシュしてたんだ。残念ながら、懸命にプッシュしすぎて壁をこすって、タイヤをパンクさせてしまったんだ。そのせいでマシンを止めざるを得なくなったんだ。今日のマシンは力強かったし、貴重なポイントをいくつか取れたと思うから、残念だよ」。