F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆エイドリアン･スーティル
フリー走行3=10位 / 予選=9位
「今日の結果には満足できると思う。予選を迎える段階で、トップ10に残るペースがあると感じていたんだけど、9位、10位より上のポジションを得るのは難しかっただろうね。だｋら、一旦、マシンの最大限のパフォーマンスを引き出してQ3に進出して、その後は、タイヤをセーブするという戦略は正しい判断だったと思う。メルセデスが(Q3で)やっていたことに注目をしていたけど、結局彼らも最後までガレージにいたままだったね。明日使えるタイヤをセーブできたことには価値があると思う。タイヤにとってタフなレースになるだろうし、戦略面でいくつか選択肢ができるからね。レースでは、何でも起こる可能性があるし、僕たちの明確な目標は、2台のマシンをポイント圏内でフィニッシュさせることだよ」。

◆ポール･ディ･レスタ
フリー走行3=13位 / 予選=10位
「昨日が困難な1日だったということを考えれば、初めてのシンガポールGPで10番グリッドからスタートできるのは、すごく良いことだよ。昨日の段階から、ここではマシンのパフォーマンスが良いのは分かっていたし、予選セッションでは、できる限りのパフォーマンスを引き出せたと思う。Q3でガレージにとどまったのは、明日のレースを新品のタイヤでスタートするためだよ。タイヤも自由に選択できるしね。タイヤの点では、エイドリアンのマシンのデータを頼りにすることにしたんだ。昨日、重い燃料を積んで走るチャンスが全くなかったからね。午前中のセッションでは、スーパーソフト･タイヤはそれほど快適に感じなかったけど、ソフト･タイヤを履いた時の感触には満足してたんだ。レースに向けては、前にいるマシンと戦うことを目標にするつもりだけど、最近、中段グループのマシンも力強いレースペースを持っているから、後ろの連中にも注目をしておく必要があるね」。