オリジナル リリース-フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【韓国GP(金)】
◆エイドリアン・スーティル
フリー走行1=4位 / フリー走行2=12位
「トラックは1日中濡れていたから、できることはウエットやインターミディエイト・タイヤ(ドライとレインの中間のタイヤ)を履いて、一貫性を持ってウエット走行をすることだけだったんだ。午後のセッションでは、雨はそれ程ひどくなかったけど、このサーキットは路面がドライになるまで、本当に時間がかかるんだ。だから、ドライブして、トラックが改善するのを待つだけだったんだ。トラックは実際には改善されなかったけどね。午後のセッションのラップタイムは全て似たようなものだったし、トラックのコンディションのせいで、タイムは上がらなかったよ。セッションの終盤にスーパーソフト・タイヤを試してみたけど、トラックはまだドライの段階ではなかったから、そのままピットに戻ったんだ。セッションの終わりまで時間をかけて仕上げたセットアップは、ドライ用のセットアップとそれほどかけ離れている物ではないから、明日のセッションに向けては良いスタートを切ることができたと思う」。
◆ポール・ディ・レスタ
フリー走行1=3位 / フリー走行2=10位
「今日は、僕にとってこのサーキットでの初めての経験だったから、ウエット・コンディションの中でも、最大限のことをする必要があったんだ。サーキットを学ぶには、理想的ではなかったけど、チームはできる限り多くのラップを走る許可を与えてくれたから、徐々に自信を高めることができたよ。午前中のセッションでは、トラックは本当に濡れていて、特にターン7、8を通過する際には、マシンがあちこちに振られたし、アクアプレーニング(マシンが水に浮いて操作不能な状態)が酷かったんだ。午後のセッションで、インターミディエイトを履いて走った時は良かったし、最後の30分間は、ドライのラインもできてきたんだ。だけど、路面の感触はまだつるつるだったよ。ほかの数台のマシンと同じように、セッションの終了間際でスーパーソフト・タイヤを履いて出て行ったけど、タイヤに熱を入れ続けるのがすごく難しくて、多くは学べなかったんだ。天気は明日に向かって改善されるみたいだから、最後のプラクティスで十分に作業をして、予選に向けてスピードを上げていきたいね」。
【翻訳:Atusi Kitami】