オリジナル リリース – スクーデリア・フェラーリ・マールボロ【アブダビGP(金)】
◆新しいヤス・マリーナ・サーキットでも、スクーデリア・フェラーリは何も変わらなかった。「我々が目指すのはコンストラクターズ・タイトルの3位だ」とステファノ・ドメニカリ・チーム代表。
「簡単ではないことは分かっているが、そう易々とは諦めない。ここ”フェラーリ・ワールド・パーク・アブダビ”がファンのために完成したことを祝いたい」。
◆キミ・ライコネン
フリー走行1=15位/フリー走行2=10位
「クルマはそう悪くない。でも、今年、しょっちゅうそうなったように、遅くてグリップが足らないんだ。でも、それはF60の開発を中止しているから。だから、今年のマシンの開発を続けているライバルに比べて段々競争力が落ちていることになる。きついブレーキングをするコーナーがたくさんあるから、コーナーのアプローチでのスタビリティと、出口のアクセルワークに注意しないと。昼から夜に変化することは、シンガポールでも問題なかったから大丈夫。ピットレーンの出口のトンネルは、(ブラジルGPの)インテルラゴスと同じだよ。コンクリートの壁かガードレールかの違いがあるだけさ」。
◆ジャンカルロ・フィジケラ
フリー走行1=18位/フリー走行2=17位
「フェラーリにとっては、マラネロの会社(フェラーリ)が初めて作ったテーマパークがあることで、第二のホームグランプリだね。コースで一番いいのは、セクター1の高速コーナー。長いストレートではオーバーテイクのチャンスがあると思う。ピットの出口はちょっとアブナイな。でも、変更は無理な相談だ。フリー走行2では気温が下がって、トラックは滑りやすくなった。フリー走行1では、タイヤにグレイニング(ささくれ)がひどく出た。いまできることは、いいセットを見つけるために全力をつくすことだよ」。