オリジナル リリース – スクーデリア・フェラーリ・マールボロ【アブダビGP(日)】
◆キミ・ライコネン
決勝=12位
「ここアブダビではコンペティティブなマシンが用意できていないことは最初からわかっていた。今週末は決していいものではなかったが、特にチームの誰を非難することもできない状況だと思う。僕たちは持てる力を注ぎこんで、できるだけのことをやった。スタートでは僕のところのコースが少しスリッピーになっていて、このことで今日は非常に速かった小林に先行を許してしまった。その後ブラウンGPの2台がピットストップ後に僕の前に復帰したとき、ポイント圏内でのフィニッシュは絶望的になった。このリザルトでフェラーリとのシーズンを終えるのは残念なことだけど、僕が望むようなトップを狙えるパッケージはシーズンを通して得ることができなかったと言える」。
◆ジャンカルロ・フィジケラ
決勝=16位
「コンストラクターズ3位をこのようにして失ってしまったことを残念に思う。だけどチームメイトの12位という結果を見ても、今の僕たちのペースはこの程度であり、それが現実だ。僕はいつも通りに全力を注いで、いいレースを走れたと思う。ドライブスルー・ペナルティで第2スティントをふいにしてしまった。スタートはうまくいってグロジャン(ルノー)の前に出たけどその後シケインでさされてしまったが、しかしその先で再び取り戻すことができた。今日の結果は、ポイントでチームに貢献できず残念だし、僕のパフォーマンスをフルに発揮できなかったことをチームに申し訳なく思う。しかし残念ながらF60は特に予選では非常に運転しづらいマシンであり、決勝に後方のグリッドから臨むのはいつでも大きな負担だ。シーズンが終わり、今は将来のことを考える時が来た。来期のシートはまだ決まってないが、(テスト・ドライバーとして)フェラーリに乗ることは確実であり、それを誇りに思う」。