F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

ルーベンス･バリチェロ
「セパンはほんとうに面白いサーキットで、さまざまなコーナーが組み合わされ、後半には追越しに最適な長いバックストレートがある。速いタイムを出すには、機械的な性能よりも空力が重要だけど、両者を上手く融合させるのはすごく難しい。1周が長くて、しかも多くの要素が含まれているから、完璧なセッティングを施すのは至難の業なんだ。初めて上海で行われたレースに優勝したことは、特別な想い出になっているよ。今でもそのときのことをよく覚えているし、また勝てるはずだと確信している」。

ニコ･フルケンベルグ
「マレーシア同様、上海でもレースをしたことがあるんだ。2年前のA1GPだった。コースを経験しているレースは気が楽だよ。シミュレーターで練習するのもいいけど、やはり実際に走った経験には及ばない。好きなコースではなくて、どちらかというと苦手だけど、長いバックストレートでは他のマシンを交わすチャンスがあると思う。その場所でいろいろな動きがあるはずだから、レースの時は注意して見ていてもらいたいね。上海へは月曜に出発したんだ。気候に体を慣らす必要はあまりないけど、面白そうな街だから、ちょっと見物してみるつもりだよ。バンドとプードン公園の中にあるオリエンタルパール･タワーには、ぜひ行ってみたい」。