F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ニック･ハイドフェルド
フリー走行3=10位/予選=11位
「フリー走行3回目は、それほど悪くはなかった。Q1では10位で、Q2も10位に入るつもりだった。だけど、タイヤの選択を間違えたんだ。インターミディエイト(ドライとレインの中間のタイヤ)がオーバーヒートしたからQ2の最後は新品のタイヤにする必要があった。だけど、個人的には別のインターを使うか、スリック(溝なしタイヤ)のソフトを使うべきか、確信がなかったんだ。僕は判断をチームに委ねたら、チームはドライを用意した。後から考えれば、何が最善の方法だったか分かるけど、チームを責める気はないよ。11位はそれほど悪くないし、燃料の搭載量も自由に選べるしね。決勝がウェット･レースになっても特に問題ないよ」。

◆ロバート･クビツァ
フリー走行3=18位/予選=16位
「ここで、いくつか新しいパーツを投入できたから、マシンは前より少し速くなっているよ。僕のマシンは、上手く働かなくて残念だったけど。挙動が安定していなくて、苦労したんだ。最初のフリー走行の早い段階で、何かがおかしいことには気がついていたんだ。分析したデータは良い方向を示していなかったけど、何が起きているのか分からなかった。状況を理解する必要があるし、問題を解決しなくちゃね」。