F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ロバート･クビツァ
フリー走行3=8位/予選=8位
「トップの3チームが、今もマシンを開発するために懸命にプッシュしている一方で、僕たちはここに小さなアップデートしか持ち込んでいないから、ここでは現実的でいる必要があると思う。メルセデスやウィリアムズもここ数戦で僕達と同じようなペースだから、今日はトップ10の後方を争うことになるというのは分かっていたんだ。マシンは全体的にグリップがなかったし、リヤもフロントもスライドしているんだ。だけど、僕自身のラップにはかなり満足しているよ。Q3では1度しか計測のラップがなかったから、イチかバチかだったんだ。マシンのポテンシャルをほとんど引き出せたんじゃないかな」。

◆ヴィタリー･ペトロフ
フリー走行3=11位/予選=13位
「タイムを見れば、Q3に行くことは可能だったかもしれないけど、Q2の初めのラップでミスしてしまったんだ。Q1はプライムタイヤで通過して、オプションでプッシュしているときに、ターン5で深くブレーキングしちゃったから、マシンのコントロールを失って、右のリヤホイールを壁に当ててしまってね。そのコーナーはこの週末の大部分と同じように、午後に雨が降ったときからダンプがあって、それにつかまってちゃったんだ。シンガポールはオーバーテイクが難しいから、タフなレースになりそうだよ」。