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オリジナル リリース-ルノー・F1・チーム【イギリスGP(木)】

【イギリスGP プレビュー】
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◆ロバート・クビツァ
「ここまでの成果を誇りに思っている」
Q.シルバーストンはF1カレンダーの中でも由緒ある場所のひとつですが、ドライバーとしても走っていて、どんなところが楽しいと感じるのでしょうか?
「エキサイティングで走り甲斐のあるサーキットだよ。特に最初から6〜7番目までのコーナーは、F1マシンで走ると素晴らしいんだ。ほとんどがほぼ全開で、風向きによっては完全に踏みっぱなしということもあるから。ひとつのコーナーを立ち上がると、すぐ次、という具合なんだ。本当に信じられないようなスピードで抜けることになる。もちろん今年からは新しいセクションが加わる。それについては、インターネットと、MotoGPのTV中継を見たよ。かなり路面がバンピーそうで、以前のコースとは違うけれど、いずれにしてもシルバーストンはドライバーが走っていて楽しいサーキットなんだ。高速コーナーでF1マシンのポテンシャルを100パーセント引き出せるからね」。

Q.R30はシルバーストンでどんな走りをすると思いますか?

「予想するのはなかなか難しいよ。高速コーナーと低速コーナーで大きな違いがあるから、セッティングを決めてマシンのバランスを高めるのが容易じゃないコースなんだ。中速コーナーはまったくないしね。ダウンフォースが鍵になるけれど、前のレースで行った変更が高速セクションでどんな効果を発揮するか、楽しみにしているんだ。金曜の走行は、新しいパッケージでどう変ったかを見るいい機会になるはずさ」。

Q. 総合的な戦闘力の面で、現在のルノーはどのあたりの位置にいると思いますか?
「サーキットの性格や、上手く調整できるかどうかで大きく変ってくるだろうね。自分の結果には不満だったけれど、バレンシアの予選ではフェラーリとほぼ互角だった。あのレースの予選では、ほとんどみんなが苦労していたけどね。決勝に入って最初の走行では、フェリペ(・マッサ)の後ろを走っていて、ペースにやや差をつけられていたけれど、その点は変るかもしれない。メルセデスもバレンシアでは苦しんでいたけれど、週末を通じて浮き沈みの激しいチームが多くて、判断するのは難しいだろう。シルバーストンはバレンシアとまったく性格が違うし、カナダとも似ていない。最近走った中で共通点があるのはイスタンブールだけど、あのあと僕たちを含めて全チームが大幅にマシンを改良しているから、走ってみないと何とも言えないよ」。

Q.シルバーストンでシーズン前半が終り、現在ランキング6位ですが、これまでの結果は予想を上回るものでしたか?

「ふたつの見方ができるね。もちろんドライバーは勝てるマシンを求めるものだが、冬のテストを順調に消化して、開幕を迎える時点で現実的な目標としていたのはトップ10に入ることだった。これまでのところ予選はずっと10位以内だったし、バーレーンを除くと最低でも7位に入っていた。全体的に、これまでやってきたことには満足できるものだね。もちろん序盤にもう少し進歩する余地があったかもしれないけれど、上位チームとの差は確実に縮まっているし、工場のスタッフも全力でマシンを改善してくれたよ。トップとの間にある最後のコンマ何秒かを詰めるのはより難しいだろうけど、現状には満足しているし、最初の状況を考えれば、ここまでの成果を誇りに思っているよ。誰も僕たちがここまでやれるとは予想していなかっただろうね」。

◆ビタリー・ペトロフ

「この半年間で、本当に色々なことが起った」
Q.前回のバレンシアは浮き沈みの激しいレースになりましたが、勉強になったことはありますか?
「バレンシアでは新しいパーツをたくさん組み込んでいたkら、マシンの感触が大きく変化して、それに合わせてドライビング・スタイルを変える必要があったんだ。予選でトップ10に入れたのは良かったけど、Q3用に新しいタイヤを取っておかなかったから、10位から順位を上げることができなかったんだ。レースはスタートで無理をしたくなかったから、慎重にいったよ。激しく攻めてきたフォース・インディアと接触しなかったのはラッキーだったよ。大事なのはレースで完走して、マシンへの理解を深めて、経験を積むことができた点なんだ。バレンシアが追越しの難しいサーキットだということは誰でも知っているよ。だから、(ペドロ・)デ・ラ・ロサの後ろについて、相手がミスするのを待つしかなかったんだ。残念ながら、抜くことはできなかったよ」。

Q.9レースを終えて、前半戦はどうだったと思いますか?

「この半年で、本当に色々なことが起ったから、自分の気持ちを纏めて言い表すのはとても難しいよ。まだF1マシンに慣れている段階だけど、レース毎に進歩しているし、チームやエンジニアとの関係も良くなってきた。F1の競争の激しさを身に沁みて感じているし、レース毎にマシンを進歩させるために、スタッフが注いでいる努力は驚くほどだよ。シーズン終了までにメルセデスを上回るには、ロバートと協力して戦う必要があるだろう。そして、これが当面のはっきりした目標でもあるんだ」。

Q.シルバーストンはGP2で経験していますが、今年から新しいセクションが加わりました。それでコースはさらに難しくなると思いますか?
「実際に現場で走ってみないと、新しいセクションがF1マシンでどんな感じなのか予想することはできないだろうね。コースの基本的な性格は変らないから、たぶん全長がすこし伸びる程度だと思う。シルバーストンは高速コーナーが多くて、追越しの難しいコースだけど、今年もその点
は変らないだろう。新しいストレートが追加されたけれど、追越しができるだけの長さがあるかどうか判らないね」。

Q.イギリスGPには、どのような姿勢で臨みますか?

「バレンシアより高速で性格がまったく違うから、まずやらなければならないのは、改良したカ所がどんな効果を発揮するか見極めることだろう。追越しが難しいコースだから、予選でマシンの性能を最大限に引き出すことがすごく重要なんだ。初日からミスをせずに、予選でトップ10に入って決勝レースを有利に運べるようもっていかなければならないよ。エンストンの工場が近いから、チームにとってはいつも以上にいい結果が求められるレースになるはずだよ」。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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